2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
仕事済み餡餅雑煮夜勤明け (当県のお雑煮は、白味噌仕立てで餡餅を入れる。 我が家は、夫が雑煮を食べないので、私の故郷の雑煮。 職場で餡餅雑煮を食べた事がないと言ったら、年末に 一緒に夜勤をすることになった後輩が作ってくれた。 全ての仕事が終わり…
あと二日今年も終わるミカン剥く (コロナコロナの一年も、もう終わる。 来年も、同じような一年だろうか。全く先が見えない。 ワクチン投与の効果がどれくらいなのか、国産のワクチンや 薬は完成するのだろうか。考えてもどうしようもなく テレビを見ながら…
体調に合わせ予定を組み替える (今年の夏の暑さは、身体に堪えた。突然、体調不良に なったりして、体育館の卓球も、ずっと休んだ。 涼しくなって来て、体調もようやく安定してホッとしている)
満月にカメラを向ける年の暮れ (今年最後の満は30日。お天気がどうか良く分からないので 今夜、写せたら写してみようと思っている。 英語では、コールドムーンと呼ぶらしい。寒い冬だから。 月を見ていると、月日の流れが早いなと実感する)
何があれ次の準備をする蕾 (コロナ禍であろうと不景気であろうと、そんなの関係ね~ 次の季節の準備が、着々と進んでいる。自然界は 力強い。人間界だって負けてはいられない)
星が降る今日一日は化けてみた (今日は、疲れたな。ええカッコしたり気取ってみたり。 ほんとの自分を押し込めた一日だった。たまにはそんな日 があってアクセントにもなる。若い頃の事)
年越しをうどんで〆て讃岐人 (年越しそばを食べることは無い。 良きに付け悪きに付け、うどんは欠かせない。 昔は、皆、家で打っていたらしいが。実際、我が家にも うどん打ち台と麺棒がある。やったことは無いけれど)
心地よい言葉の裏で策を練る (口上手な人は、どこにでもいる。ほんとに上手い事いう。 鵜呑みにしてはいけない。どんな逆転が待っているかも しれないから。こういう風にひねくれて考えるから だんだん人と交わるのが嫌いになって来て、結局、損を している…
限界集落ひとごとでないホトケノザ (だんだん人が少なくなっている。小学校も、いつ廃校に なるかもしれない。それほど子供も少なくなっている。 一見、変わりないように見えるけれど背中合わせ)
すっきりと暮らす水平線を見る (我が家からは、水平線は、もちろん見えない。 断捨離をしたけれど、年を経ると何やかやが増えてくる。 そこでまた断捨離。娘たちが捨て過ぎだと言うけれど。 私たちがいなくなった時、片づけに困るのは子供達なのだから。 ケ…
分かってるそれでも口にしたいこと (これ以上、言い募ってはいけないと分かっていても ついつい、夫に言ってしまう。それって、やっぱり 分かっていない事と同じだな~)
霜柱踏む通学路思い出す朝 (下五が七になったけれど。 最近、霜柱を見かけない。道路は全て舗装されているし 子供達が霜柱で遊びながら行く姿を気かけない。こどもの頃 足が冷たくなるのに、わざわざ霜柱を探して踏みつけて 学校に行っていた。あの頃は、今…
土を足す舅の残した植木鉢 (亡舅は、花は植えなかったけれど万年青等を鉢に 植えていた。空いた植木鉢も庭の隅に積み上げられていた。 それに花を植え少しずつ増え、もう植木鉢が無くなり 何度か買い足した)
コロナ禍と鳥インフルの年の暮れ (当県の感染者はポツポツ。しかし、いつ増えてくるかも 知れずドキドキ。鳥インフルは、処分が終わったころ 又、次が出て終焉が見えない。周辺には、たくさんの 産卵場、ブロイラー場が、集中していて出荷できない 状態が続…
良いことがない師走にも青い空 (コロナの感染が広がり、不景気風が吹きまくり 大寒波の冬将軍に襲われ、何という年末だろうか。 それでも、時折見る青空にホッとしながら来年への 希望を見出したい)
日向ぼこ今日一日は猫になる (日向ぼっこをしながらのんびりお茶する日。 どんな暖房より、太陽の陽射しには敵わない)
大掃除コンビニおでんの昼ご飯 (朝早くから、家の中のあちこちの掃除。 作業しない疲れるので、午前中だけ午後は休憩。 昼ご飯は、コンビニのおでんで済ませた。結構おいしい)
カメムシをごめんと言って踏み潰す (暖かなせいか、カメムシを見かける。手を使うと 匂いが移るので、箒で払って踏み潰す。 カメムシにはカメムシの生き方がというか人生が あるだろうに・・・と、思いつつも見逃せない)
迷いなく花を摘む昼下がりの手 (傷んだ花びらを摘んでは捨てていく。捨てようか 残しておこうかと迷うことなく、どんどん切り捨てる。 そんな昼下がり。容赦なしの自分の手を、少し 憎々しいと思いながら)
素朴でも皺に歴史をたたみ込む (ご近所さんの高齢者の女性たちは、農作業に従事し合間で 工場のパートに行き暮らしを支えてきた方ばかり。 平凡で変わりない日々だっただろう。でも、それぞれが 皆違う歴史を刻んできたと思う。私も例外ではない)
悪口をいっぱい言った歯が痛い (他人様の悪口を言うと、巡り巡って数倍になって 自分に降りかかって来る。人と接触する機会が ググっと減っているので噂話も耳にする事も無くなった)
ブリ大根煮上がるまでのテレビ欄 (ブリやハマチのアラで作るブリ大根。 この季節、何度も食卓に上がる。畑の大根と安いアラ で炊くブリ大根は夫の大好物。新聞を読みながら 煮上がるのを待って、味が浸み込むように食べるまで の時間、寝かしておく)
特効薬無くてビタミンカラー着る (何となく身体だだるくシャキッとしない。気も滅入るし ため息もでる。こんな時は、明るい色の服でも着て 気分を変えよう)
薬より夫の笑顔に助けられ (これもダメだな!助けられ・・・と言う言葉が 説明的過ぎるから)
菜園の無農薬の味おすそ分け (そりゃ没だろう。発想がつまらないから・・・)
振り返りふと寂しくて別の道 (自分を振り返って見て、同じような生き方だったと。 つまらない人生だったのだろうか・・・等と思う事もあって 別な生き方を選べばよかったのかと思ったりしたこともあった。 でも、結局、同じ道を歩いている。それで良かった…
トンビ舞う荒れ地になったミカン山 (20年前には、賑わっていたミカン山。ほとんどの持ち主が 手入れを止めて放置。我が家も同じ。あっという間に鳥等が 運んできた種が芽を出し雑木林の荒れ地に)
冬枯れのダメージジーンズ孫の意地 (寒いし足が冷えるから違うジーンズに履き替えたらと と母親が何度言っても、これがいいと言いながら出かける孫。 孫なりのおしゃれなのだろう。さっむ~と思いながら見る)
句箋紙に夫婦の旅が刻まれる (川柳に夫のことや夫婦の事を題材にする事が多い。 又、旅に出かけていた頃は、先々で作句したりしていた。 今までの川柳を見直し過去を思い出したり後悔したり)
小春日に主役になったカスミソウ (脇役だった俳優さんの存在感。いつの間にか、主役を はる俳優さんになっている。若いきれいな人の主役を 引き立てるのは、脇役さんの存在。 ちなみに、画像は山茶花)