honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

歳を重ねても、性格は変わらないかもしれない

奥歯噛む一言今日も胸にある (若い頃は、こんな思いをしながら日々、送っていた気がする。 年を重ねて、肩の力が抜けて来たかなと思っているが、 コロナのせいで、どこにも出かけないし人との交流が無くなって いるせいかもしれない)

精神安定剤

コンビニのスイーツ手にし接種後に (二回目のコロナワクチン接種が終わり、緊張が取れて 疲れた。いつもは買うことも無い甘い物をコンビニで買った)

まだまだこれから・・・と思いつつも

天気図に未来を重ね今七十路 (七十路に未来があるのかな・・・と、思いつつ)

田舎者のミーハー

お守りも一緒に揺れる女子マラソン (オリンピックが開催されるのかどうか良く分からないし 非難したり賛同したりするほど、知識を持ち合わせていない。 ただ、開催されてテレビ中継があるのなら、卓球とマラソンは 見たいな~と、思ったりする)

見たい

十二年後の皆既月食 見ると決め (昨夜のスーパームーンと皆既月食は、暑い雲の覆われて 見えなかった。次は十二年後らしい。元気でいて、絶対 見てやるから~~!!)

私も同じかな

群れるより一人が好きな夫の酒 (晩酌などすることも無かった若い頃の夫。とにかく忙しく 遅くに帰り夕食を食べて風呂に入って寝る。そんな生活。 晩酌をするようになったのは、随分、年を重ねてから。 仕事以外で飲む事はなく、今でも、卓球や釣り友以外の…

気にすることも無いけれど

田植え機の音響く午後引きこもり (トラクターや草刈り機などのエンジンの音が響き出す農繁期。 散歩に出るには気が引けて、家の中でジッとしている。 忙しそうに働いている人たちの側を歩いたりする勇気は無い)

そろそろ明るい話題を

新聞に令和が踊る五月晴れ (元号が令和に変わり早くも三年。明るい年が続くように 思っていたけれど、コロナの猛威を弾き飛ばせず、今に 至っている。ワクチン接種も進みつつあるので、悲観する 事もないかもしれない)

コロナワクチン予約

挨拶はワクチン予約の話題だけ (予約、取れた?会う人、皆、それがあいさつ代わりに なっている昨今)

ホッとする

どら焼きのはみ出した餡 梅雨晴れ間 (曇っていた空からようやく青空が見えてきた。 どら焼きの美味しいお菓子屋さんで買って来たどら焼き。 おやつに食べてホッと一息)

今の子供たちはスマホが一番

読み聞かせダンボの耳になる三時 (孫たちが小さい頃、我が家にやって来た時は、三時の おやつの前に、絵本を読んでやっていた。皆大好きだった けれど、少しも本好きになっていない)

たまには甘い物

雨の日は自分のために甘い物 (雨続き。まだ5月なのに、一体どうした事だろうか!? もう6月末なのかと勘違いしそうな空模様。 買い物に行くのもめんどくさくなるけれど、甘くておいしい物 でも買って、一息入れたい)

多分、もうないだろう。

なみなみと注いで喜びかみしめる (川柳が年間優秀賞になった四年前、ビールが美味しかった。 もう最近は、ビールも飲まなくなった。弱くなっているし 節約しているせいもある。又、選ばれる時が来るだろうか)

高い?低い?

高い山夫婦で登る一行詩 (50年、夫婦をやってきた。いろいろあったけど、離婚することも 無く、まあ無事に二人でやってきた。子供たちも独立し孫も 8人。多分、普通に育っていると思う。高い山を登ってきた50年 だと思っていたが、案外、低い山だったかもし…

誰に似た!?

十八の輝く肌に気圧される (高三の双子女子孫、最近の子供たちはスタイルも良く 肌も、ピカピカつやつや。塾までの時間や、母親の 仕事が終わるまで、我が家で過ごすこともある。 夕食やおやつを、バクバクと食べ、それでも太らず 肌もきれい。ほ~~!誰に…

梅雨入りしたって!

復讐の刃研いでる濃い葉陰 (本当に刀を研いでいるわけではないし、復讐心に燃えている 訳でもないけれど、太陽の陽射しが強くなってくると、日陰が 濃くなってくる。風があれば涼しくも感じる日蔭だが、あまりに 暑いと、日陰もそう涼しくはなくため息も出…

昔の道具

魔法の手稲わら籠に早変わり (稲わらで編んだ籠を、当地ではフゴとよんでいる。 今は、便利な籠がすぐに手に入るので編む人はいないし 編める人もいない。野菜を入れたりミカンの収穫に使ったり と、どの家にも必ずあった。私も、若い頃、お隣のおばあさん…

平常心が大事

新豆を剥いて溜飲下げる午後 (ソラマメやエンドウ豆を剥く作業は、結構、手間取って めんどくさいけれど、美味しく食べたいので頑張って剥く。 胸に何かわだかまりがある時は、ソラマメの皮をボキッと 思い切り折って豆を取りだす)

自分勝手だな

結び目をほどくときめき母の日に (母の日に届く小包。お菓子だと分かっていても どんなお菓子かなと・・・ワクワクしている。 贈り物は、もういいよと言いながらどこか期待している 自分がいる。勝手なもの)

気付かない

さび色の水に花播く異邦人 (異邦人という言い方には語弊があるが、都会から田舎に やって来て農業をしたり飲食店を開いたり、地域おこしの 一助を担っている人たちがいる。地元の人は、当たり前すぎて 気づいていない良い所を見つけ出して発信している人た…

空は続いている

故郷はどこまでも青 母が病む (亡母が、入院していた頃の句。日々の暮らしに追われ 故郷に帰ることも叶わず、農作業をしながら青空を 眺めていた。遠い遠い昔・・・)

子には子の

つゆほどの憂いも無くて子が走り (明るい笑顔の子供たちが登校していく。元気でいいなあ~ と思いながら見るが、子供は子供なりの悩みや苦しみも あるのだろか・・・等と、思いを巡らす)

昔のイチゴは酸っぱかった

露地イチゴ笑顔で食べる人が好き (最近は、ハウスの中で、土を使わない栽培が主流のイチゴ。 いちご狩りも盛んに行われているが、結構高価で、とても 足は向かない。昔は、家庭菜園で露地で作っていて、敷き藁を 敷いたりして対応していた、ナメクジがいて…

後悔

球根を上げるとライン届く朝 (仕事をしていた頃の同僚から、珍しくラインが届いた。 球根を上げるから、近くのコンビニまで出てきて・・・と。 お互い、手を上げてありがとうと言っただけで別れた。 ラインで、お礼を言った。コンビニでスゥーツでも 買って…

朝ドラ

欺かれ月がこんなに丸いとは (ずっと以前から朝ドラは欠かさず見ている。仕事をして いた時は、休みの日だけ、また再放送で・・・と。今は、 BSで、昔の朝ドラの再放送もやっているので楽しんでいる。 おちょやんも、楽しく見ている。月にビー玉を重ねてみる…

命日

初七日を済ませ芽竹を夫と切る (今日は、舅の命日。急に亡くなったので、心も家の中も 何も準備ができていなかった。今のように斎場での葬式 では無くて家での葬式だった。何が何だか分からないまま 一週間が過ぎ、竹藪をほったらかしておくこともできず 出…

ほんとすごい!

池江さん涙の先の世界一 (水泳の池江さん、白血病から見事に復帰しオリンピック 出場が決まった。開催されるかどうかは分からないけれど 金メダルを取って欲しい)

これも没だった

コロナ禍の世界から来るアスリート (オリンピックが開催されるのかどうか分からないけれど。 どの国も、コロナが収まったわけではない。 一体、どうなるのだろうか・・・)

不透明

コロナ禍の世界から来るアスリート (オリンピックが開催されるのかどうかは分からないけれど どの国も、まだコロナが完全に収まったわけではない。 どうなるんだろうか!?)

今月も全没

散ってなお三島由紀夫の美の世界 (去年は、三島由紀夫の衝撃的な死から50年目だった。 新聞では、自筆の原稿が見つかったとか、さまざま特集が 組まれて目にする事が多かった。それで、こんな句を 作ったのだが、見事に没)