honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

毎日の散歩

小春日の散歩花咲く脇道へ (陽射しが明るく温かだと、いつもの散歩道を外れて 脇道を通ってみたくなる。思いがけず花が咲いていて 気持ちまで明るくなり足が軽い)

上手な字を書きたい

茶花咲く友の手紙の筆確か (茶道をやっている友から、毛筆で書いた手紙が来る。 短冊や色紙に毛筆で字を書くために練習しているとか。 柔らかく優しい字に彼女の人生を重ね見る)

懐かしい歌

エプロンを外し人形にはならぬ (弘田三枝子さんの人形の家。。もう、お亡くなりになった。 大竹しのぶさんも、歌っている。そのうまさに驚き!!)

バランスよい食事を

食材のメモを持つ手の影長く (日暮れが早くなったと思いながら、職場の駐車場に 急ぎ足。仕事をしている時は、こんな日もあった。 朝のうちに、夕食の段取りをして出かけるのだが できない日もあって、帰り道、スーパーに寄ることも あった。めんどくさいと…

ご利益があるだろうか!?

孫のため無神論者が鳴らす鐘 (無神論者というほど肩肘を張っているわけではないが お寺にも神社にも観音堂にもお参りをする。 子供達や孫達が、健康で穏やかな日々が送れますようにと)

味付け簡単

農繁の前の静けさ散らし寿司 (子供達が小さい頃は、細巻きを作っていた。 芯は、卵焼きとか魚肉ソーセージ、キュウリ。 海苔は、今より安かったと思う。今の海苔の高価な事! 質素な芯だったけれど人気があったと思う。最近は すし酢が販売されているので、…

年を重ねて

反逆の埋火ひそと持ち歩き (そう思いながら、ずっと過ごしてきたが、いつの間にか 反逆して何かを起こそうと言う気力は無くなった。 平凡な日々の繰り返しが、どれだけの価値があるのか だんだん分かってきたせいかもしれない)

気付かないこと

残り香を冬の陽射しで温める (良い出会い、胸の中で繰り返し思い出し糧にする。 そんな出会いが、あったかな~~!? 自分では気づいていない事が多いかもしれない)

数と嵩

今日の憂さ洗濯物に埋もれる (山盛りの洗濯物を干していた子育ての頃。いろいろ 思う事があっても日々の暮らしの中に埋もれていた。 二人の暮らしで、憂さの数は少なくなった気もするが 自分や夫と向き合う時間が増えて、嵩が増えた気もする)

コロナ後は・・・!?

手をつなぎ冷たい風が逃げていく (手を繋いで心を通わせると力が湧いてくる。 今は、ソーシャルディスタンスという事で、他人と 密着するととんでもないことになる。学校もリモート授業で 十分だとの意見が多いと聞く。学校って、授業だけが重要 だろうか!…

守れてないかも

言い訳が終わり切り札出して見せ (名前を呼ばれたら、何か注意を受けたら、とりあえず ハイ・・・と、言いなさい。と母に言われていたが 振り返って見ると、守れたかな~~!?疑問!)

私って、実は冷たいのかもしれない。

カラカラと胸の鈴鳴り風を知る (乾いた気持ちになる。そよ風だと信じていたのに 突風をまき散らして去って行った人。冷静に それを分析している自分に呆れもする)

たかが一歩、されど一歩

明日へと続く道だと黄アゲハ (行き止まりかもしれない道。未来へつながっているかも しれない道。なかなか踏み出せない一歩。でも、アゲハが 舞っているから明日へ続く道だと信じよう)

今時の子

腰の位置違って母娘並ぶ庭 (娘と孫たちが、車庫まで並んで歩く後ろ姿。 孫たちは、大きく育ち足も手も長い。 娘や私に似なくて良かった・・・と思う)

人のふり見て

自分とは知らず鏡を突く鳥 (屋根の上の太陽風呂に写った自分の姿に攻撃を 仕掛ける鳥がいる。人も同じかもしれないと思う。 他人様を激しく非難したり攻撃したりする人。 案外、自分も同じような事をやっているのかなと 思ったりする)

どうだろうか!?

屋根よりも高く飛びたいシャボン玉 (締め切りが迫った川柳を投句した。来月掲載予定。 はてさて結果はどうだろうか。新春の紙面を飾る 川柳にも投句した。新春一番には、ぜひ、下位でも 良いから入選したいなと。できるなら、良い位置で での入選をと欲がで…

振っても振らなくて

旗を振る後ろ姿に見る気概 (実際、旗を振っているわけではないけれど、先頭に立って 人を引っ張っていく人は、どこか違うなと思う。 踊りの連で、大きな旗をなびかせながら力強く振っている 若者にも、情熱を感じる)

団塊の世代って

「忍」の字を知らない世代我も又 (耐える事、我慢することが美徳だった時代。時代は流れ 価値観も全てが、一言では片づけられない程、多様化している。 などと、言っているけれど、その走りは私たち団塊の世代 だったのかもしれない)

見ている人は見ている

川柳を見たと医院の待合で (新聞、いつも見ているよと声をかけてくれる人がいる。 今月は出してなかったの?と。いえいえ、毎月出して いるけれど没になるんですよ・・・と)

ドラえもん

絵本からこぼれた色が話し出す (漫画ドラえもん。のび太が絵本の中に入ってしまう ストーリーがあった。子供たちは小さい時から、ドラえもんが 大好きだった。特に長男は、ずっとドラえもんのファンで 大人になってからも、その奥深さを話していた。今も、…

劣化が進む

感性を研ぎ澄ましてる森に居て (刺激のない田舎暮らし、アンテナを張って感性を磨かなければ 良い川柳もできないと、若い頃、ずっと気にしていた。 そのアンテナも、だんだん低くなり感度も悪くなってきている)

分ってくる事

思い出がモノクロになる氷溶け (思い出は思い出、それより上でもなく下でもない。 そう思えるようになるには、それなりの時間が必要)

遠出は疲れる

秋晴れに予定組み換え花を見に (体調も、良くなってきた。何処かに行って見ようか。 海を見に?いやいや、やっぱり近場の花を見に行こう)

おいしいよな~~!

原始人のようにカニにかぶりつく (兄弟会で行った皆生温泉、夕食に出たカニを 物も言わずにかぶりついた。美味しかった~~。 松葉ガニが解禁になった)

線路は続くよどこまでも

また一つ肩の荷下りたモミジ舞う (一つ解決したと思っていると、すぐ、また一つ懸念材料 ができる。考えて見れば、ずっと、そうやってここまで 来たのかなと)

懐かしい

主のない時計真面目に時を打つ (亡き父は、几帳面な人だった。台所にあった振り子の柱時計。 ネジ巻きは日曜日の夕方6時時と決めていて、時報に聞いて 時計を合わせていた。我が家にやって来ても、止まっている 振り子時計を時報に合わせてネジを巻いていた…

ダメだこりゃ!

予定より早めの終わり寺参り (散文的で面白くない句だと自分でも思う。 来月こそはと・・・思案中だが発想がない・・・)

まだまだ諦めない

予定表真っ白になり冬が来る (これも、まったく自信が無かったので没で当然。 今月の締め切りまでに、次の兼題の川柳を思案中)

全没

酷暑過ぎ受診の予定だけが増え (卓球仲間の句が三位に入っていて嬉しかった。 前向きで、とても良い句だと思った。私のは 後ろ向きすぎる。。。)

エネルギーを持続できない

夫と描く地図に宝の島はない (子供達が巣立ち始め、夫との将来を考え始めた頃 淡い色に染めたいと抽象的な事を思っていた。 のんびりと穏やかな時間が流れたらいいかな・・・と。 宝島を見つけるような冒険やワクワク感はないけれど)