honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

お付き合い

花の苗うわさと一緒に届けられ (こぼれ種から芽が出たからと、ご近所さんが花の苗を 持って来て下さる。ご近所さんのいろんな情報を 立ち話で聞きながら、時には、こちらから聞いたりも)

鯉のぼり

色褪せた家紋が付いた鯉のぼり (昔は、家々に大きな鯉のぼりが翻っていた。矢車のカラカラ と回る音が、あちこちから響いていた。最近は、子供が少なく なったせいもあるが、価値観が大きく変わって鯉のぼりを 上げる家は無くなっている。たまに見る鯉のぼ…

七十路(ななそじ)

捨てきれぬ思い七十路胸に秘め (断捨離をして、家の中はほとんど片付いた。まだ残っては いるが、あまりに捨て過ぎるのも。でも、思いやささやかな 夢は、70歳過ぎても捨てられない)

良い季節

幾重にも緑連なり深呼吸 (新緑が美しい季節になった。雨上りの美しさ、太陽に 輝く新緑、風に吹かれて葉を翻す新緑。は~~いい気持ち)

時間の経過

子には子の事情があって反抗期 (親も子も、なかなか冷静になれず悩みが尽きない事が多い。 いずれ時間が解決してくれるよ等のアドバイスは、何にも ならないことが多い。先の事より今の解決を望んでいるから。 当事者は、苦しいばかりだろう。でも、何度で…

踊り

輪の中で踊る笑顔の亡母がいる (母は、踊りが好きだった。運動会などで盆踊りが始まると 出て行って一緒に踊ってた。私は、そこまではできないが 踊りは好きで、一時、民舞を習っていたこともある)

まだ寒い日がある

四月末まだ居間にあるファンヒーター (例年だと、とっくに片付けているストーブ。今年は 暑い日もあるが、いつまでも肌寒くそのままの状態)

花の名前は難しい

花の名を教えてくれるブログ友 (花の名前を、なかなか覚えられない。検索などして調べても どうしても分らず、詳しいブログ友さん頼り。ちなみに この花はイチハツ)

人が住まなくても

空き家にも季節が来れば咲く花も (空き家が増えていく当地域。人が住まないと、あっという間に 廃墟になって小さな獣の棲み処となっていく。荒れる庭に 季節の花が咲いている。哀しいな~)

山笑ふ

身体中緑に染まり草を抜く (山笑ふの季節になって、畑も庭も草だらけ。毎日、少しの時間 草と格闘している。なかなか終わらないけれど)

ゴミ収集日

ゴミ置き場人柄が出る収集日 (出す日を守らない人、出す種類を区分しない人。 持ち回りの当番にして、お互い責任を持って出すように したら良いのかとも思うが、その決まりはなく自己責任 になっている我が自治会。ほとんどの人はきちんと出している のだが…

4月19日は

良い句の日期待を込めて句を作る (次兄からの情報だと、今日、4月19日は、良い句の日だとか。 今度こそ入選したら良いなと思いながら句を考えている)

もう行けないかもしれない

ポピー咲く故郷姉が墓守る (多分、故郷はポピーが咲いているに違いない。兄三人 姉一人を残して、皆、県外に住んでいる。姉夫婦が 父母の墓を守ってくれている。感謝しかない)

怖いネット社会

ネットの世危険背負ってブログ書く (わずかの人しか見ていないのだけど、世界中に発信されて いるわけで、リスクを考えながら記事をアップしている)

睡眠時間

眠れずに一人しりとり風の音 (若い時、眠ってばかりいたせいか、歳を重ねて眠れない事が 多くなっている。一生の眠る時間は決まっているのかもしれない と思う事もある)

見守ることの大切さ

地図にない道を見つける確かな目 (決まった道などは無い。生き方は自分で見つけないと。 難しく厳しい判断が待っているかもしれないが、それが 力になると信じながら・・・周りの大人も信じて見守る)

混沌

真実をちょっと歪めて事が済み (情報が多過ぎる今の時代。何が本当で何がフェイクなのかも 分からない。情報収集、そして分析等と教えられたが 正しい情報を判断できなければ無意味と言うより害が多い)

今が旬

タケノコご飯冷凍にする老い二人 (炊き込みご飯は、少し炊いても美味しくないので三合炊いた。 夫と二人では、食べ切れるわけもなく冷凍で保存。子供たちが いた時は、一升炊いていた時もあった)

回転ずし

へいらっしゃい回転ずしのロボット君 (回転ずしの入り口にはロボット君が。タッチパネルで 希望や人数を押すと座席番号が出てくる。スタッフさんと 顔を合わせるのは、会計の時だけ・・・)

同じ

寒いねと声を掛け合う温かさ (季節外れの句なのだが、ずっと以前に投句した句。これと 全く同じ句が、去年、一位に選ばれていてびっくりした。 同じ句が出来たとしても不思議はないと思ったが・・・)

春の食べ物

崖に咲くツツジの赤に励まされ (今にも落ちてきそうな場所に、しがみ付くように咲いている ミツバツツジ。今、真っ盛り。この花が咲くと、たけのこの 収穫が最盛期になってくる。昔の話。今は、たけのこも 斜陽産業ではあるが、産直市などで人気の野菜)

簡単にはなれない

一つずつ折れて母親らしくなる (子供と共に育って母親になっていく)

お参り

兄の事頼みに朝の観音堂 (長兄の事を、お願いしにいつも参っている馬頭観音様へ。 早朝に行った。頭の事を守って下さる観音様へ)

桜前線

桜前線追って旅したコロナ前 (三年前の二月、ランチ友とランチの後、桜を見に行こうね と約束していたが、コロナ感染が広がって約束は、まだ 果たせていない。今年も、お誘いは無く来年に持ち越し かな~~と、寂しく桜を眺めている)

理不尽

父と子を分かつ砲弾前線で (ロシヤとウクライナの紛争で、父と別れて避難退避して いる子供達。また、平和な国で再会できると良いが)

久し振りの入選

苛立ちはほうれい線に閉じ込める (新聞に投稿した句。今月は、どうにか入選していた。 来月も投稿予定だが、はてさて、来はどうかな!?)

たけのこ

初堀りのたけのこ茹でて宅急便 (今年は、たけのこが遅れていて、量も少ないようだ。 今朝、夫が掘ったたけのこを茹で、明日息子に送る予定)

増え続ける空き家

空き家にも今年も咲いたオキザリス (空き家が増えている。草や植木が繁って荒れ放題なのだが 黄色いオキザリス、紫色のラベンダーが咲く。我が家も いずれ、こうなるのかな~と思いながら見ている)

気にしていない人が増えている

戦争でコロナ禍小さい記事になる (戦争で、コロナ禍の記事が小さくなっている。 ロシアやウクライナ、又その周辺にはコロナ感染は広がって いないのだろうか。私の周りでは、マスクをするくらいで、 コロナの事を気にする人が少なくなっているな~と、思う…