honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

終りはあるよ。

うねうねと続く道にも光見え (なかなか先が見えない新型コロナ、でも、きっと近いうちに 終わりが見えてくると思う)

平凡な毎日

終息を願い合わす手 山の寺 (何気なく平凡な日常が、どれほど貴重な時間なのか。 今更ながらに思う)

予定は未定

気張らずに自分を出せる夫と居る (結婚50年、高知に須崎鍋焼きラーメンとカツオのたたきを 食べに行こうって計画していたけれど、コロナ騒ぎで出かけ られない。秋には、高速に乗って行けるだろうか・・・)

又、やってみようか

忘れてた熱い心に出会い初夏 (若い頃、思い描いていたことを、すっかり忘れていた。 ステイホームで、思い出すこともあり随筆を書いてみた。 運良く採用されて、また、やってみようかと・・・)

成長

孫の背が伸びて一年早すぎる (体育祭も遠足も、学校行事は中止になったよう。学校再開は 連休明けらしいが、これも変更されるのでは・・・。 孫たちとも、もう随分会っていない。また。背が伸びているかも しれないし、動かないので横に広がっているかもし…

そんな日もあったっけ!?

遠い日を笑い話に昼下がり (悩みや愚痴も、時間が解決してくれる。そう思いながら 花の手入れをした)

緑もいろいろ

とりどりの緑 朝夕 顔を変え (新緑の美しい季節になった。山の下の方は緑が濃くなり 上の方は、ようやく緑が見えてきだした。明日には、又 違う緑が見えるだろう)

一緒なら

夢詰めたトランク夫と持てばいい (夢とまではいかないけれど、二人なら乗り越えられたこと あったな~~と、思う。私が手助けしたことはあったかな と思う事もあるが、絶対あると思う事にしている)

世の中はどうあれ山は笑っている

警鐘がやわらいでから萌黄彩 (出口が見えてきだせば、新緑の美しさが心に染みるのだが)

終息したら、ああしようこうしよう。。。

晴れたから三角結び持って出る (今は、こんなことはできない。でも、近い将来、出来たら 夏前には、遅くとも秋には・・・と、期待を込めて)

他人事でない

磨かれたガラスのような街が哭く (大変なことになっている都会。田舎も他人事ではなくなった。 一人一人我慢や自粛、自覚を持った行動をしなければ。 自分や家族、近しい人たちを守るためなのだから)

運動も大事

ゴキゴキと肩凝りの音空仰ぐ (家の中ばかりにいると肩が凝ってくる。外に出て花を見たり ご近所散歩に出かけたり。空を見上げながら、腕や肩や首を 回して運動をしている)

その立場になって見ないと分からない事

孫自慢あさって向いて返事する (孫の自慢をする人、いい加減にしろよ・・・等と思う事も 多かった。でも、孫の話をしているだけで、本人は自慢だと 思ってなかったのでは。孫ができてから思う事)

後悔

勇気だし本音を言った夜の長さ (きれいごとばかり言っても話は進まないし建設的でもない。 そんな事を思い、つい、言ってしまった。言わなければ良かった と思いながら寝返りを打つ。そんな若い日があった)

故郷

夏の風吹くと故郷近くなる (南風が吹き出すと故郷を思い出す。もう一度くらい 行くことができるだろうか。もう行けないかな~~)

思い出

九十の祖母に波立つ強い意志 (夫の母方の祖母は、若くして寡婦となり7人の子供を 農業をしながら育てた。亡くなって25年になるだろうか。 料理も上手、キチンとした強い人だった)

それくらいで良い

一合の酒で晴らせる程の憂さ (んん~~ん!もう!と歯がゆさや悔しさもあるけれど 美味しいと思えるくらいの酒で一段落)

知らぬ間に

大人への旅の途中に立つ孫ら (いつの間にか、孫たちは大きくなった。それと同時に私は 歳を重ねた。もっと大人になった孫たちを見たい。 それまで元気でいないと!!)

70歳は、まだ若い。

友の死に夫の年を合わせ見る (夫の同級生の訃報を聞いて、唖然とし言葉も出ない。 そんな日が、何度かあった。まだまだ早い)

春の市

姫りんご父と歩いた植木市 (亡父は、県展とか展示会とか、そういう物を見るのが好きだった。 神社とかで開かれる植木市も好きだった。この季節、あちこちで 行われる植木市を巡るのは、気持ちも良く楽しかった・・・等と 思い出しながら、庭の水遣りや草抜…

孫達

霜やけでふくれた手にも春が来る (双子が通う高校も、明日から臨時休校。今日は部活もなく 午前中で終わり。違う高校なので、あちらとこちらに迎えに行った。 娘は仕事なので終わるまで、我が家で過ごす。 しもやけで赤くふくれていた指がきれいになってい…

早い終息を祈りたい

夢あふれ制服の袖長すぎる (夢あふれる新学期のはずだった。入学式も無かった学校。 入学式だけで、その後、又休校になった学校。 キャンパスにも入れず待機になった大学の新入生たち。 早く終息し、校庭やキャンパスに笑い声があふれて欲しい)

没 Ⅲ

デパ地下の駅弁フェアー旅気分 (駅弁を買って、海で食べて旅に行った気分。 没続きで、心が折れる。。。でも、来月も頑張ろう)

没 Ⅱ

集団就職の友と別れたプラットフォーム (中三の時、集団就職の列車が出ていた。岐阜の大垣の織物工場に 行く友を見送った。夜間高校に行けるよって言っていた。 彼女は、そのまま、大垣だろうか。故郷に帰っただろうか)

また没だよ~~!

撮り鉄のシャッターの音秘境駅 (山深い秘境駅が人気。カメラのシャッター音が響く。 ちょっといいかな~~と思ったけれど、選者さんと気が合わない)

いつになったら

高鳴りを押しやり明日の米をとぐ (楽しく愉快な一日だった。そんな余韻に浸る間もなく また日常の中で時間が過ぎていく。楽しく愉快な日が、早く 返ってくることを願って)

たまには

言い切った語尾に女の意地が見え (どことなく言葉を濁して責任が来ないような物の言い方を する時がある。そんな中、はっきりとした口調で毅然と物を 言う人がいると、ほんとにスカッとして気持ちが良い)

良い事があるといいのに・・・。

花を買う春の陽気に誘われて (花の種を買って播いた。梅雨頃には、裏庭に定植できる だろうか。夏にアゲハが飛んでくることを願って)

雨続き

菜種梅雨ピアノのようとしゃれてみる (雨が多い。たけのこが増えてくる雨。たけのこを出荷していた頃は この雨が降ると量が増え、疲れがどっと出た。雨でも掘るから。 時間が出来た今、窓から見る雨にピアノの音みたいだと、そんな 気持ちにもなって、年を…

時が経とうと

離れても舌が故郷覚えてる (こどもの頃に食べた蒸かし芋と餅できな粉をまぶして作る おやつ、蒸かしパン、五色の寒天等々、食べたいと今でも 思う事がある。自分では作ることもできず、作ったとしても 多分、誰も食べないだろうな・・・・と思いつつ懐かし…