honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

久し振りに食べたい。

思い出し笑いで作るカレーライス (外出して夕食作りが遅くなると、決まって献立はカレー。 あったことを思い出しながら、玉ねぎを切っていたなあ~。 夫と二人になって、カレーを作ることも無くなった)

歓送迎会

気を使う酒を打算で飲んでいる (職場での忘年会、新年会、飲み会はスルーという若者が 増えているらしい。時代は変わったと思うし、それで良いと思う。 今年は、新型肺炎の影響で、歓送迎会も激減だろう)

真逆

したたかに生きた男に馴染めない (父は真面目で実直な人だった。舅は不真面目というわけでは 無かったけれど、したたかに生き抜いてきた人だった。 どちらも、裕福な家庭で育ったわけでは無かったけれど 舅は金もうけに力を入れ、もうけた金を使い果たした。…

たまにはこんな日も

陽だまりで身体が溶ける一人の日 (夫は、所用で出かけた。ゆっくりだらだらと家事を済ませ 庭の草を一、二本抜いて庭の石に腰を下ろし、また のんびりした気分でボーとしていた)

これも演歌?

坂下りる夫の匂いを消せぬまま (農業の傍ら内職やバイトをコツコツとやって、お金をため 管理していた家の預貯金なども全てお金に換えて いなくなった妻が、ご近所に何人かいる。旦那さんの方は 突然いなくなって気づくアホさ加減。多分、夫のことなど ずっ…

もう会うことも無いだろうな。。。

ビートルズ歌った友が管理職 (初めて高校の同窓会に出席した時、ビートルズに フォークソングにとクラス皆で良く歌った。担任が好きだったから。 皆、貫禄ができ、それぞれの職場でそれなりに地位についていた。 それ以来、同窓会には出席していない)

50年

お互いの色に染まって金婚式 (今年は、結婚50年目だと思う。昭和、平成、令和となって 数えるのが面倒くさい。そんなわけで、多分そうだと思う。 お互い、影響し合ってだんだん価値観などが似てきた)

優しい人の言葉の中に

何気なく漏れた言葉に強い意志 (強い口調でもなく激しい言い方でもないけれど、強い意志を 感じることがある。ああ~~ここにこだわっているのか そこには触れてはいけないのか・・・と、一人納得することがある)

演歌

いくつもの過去を重ねて寄せる肌 (演歌の世界は、こんな感じだろうか・・・)

ため息をついたのは私

開発に森のため息聞いた夜 (山が造成され、次々におもちゃのような家が建ち道路ができる。 良い悪いを言えるほどの知識も利害関係もないが。。。 我が家も、山や土地がたくさんある。開発やソーラーパネルが 設置できるような良い場所ではない。何も生み出…

短いようで長い

停止した時間のようね四十など (40歳の頃は、こんな心境だったのだろう。あっという間に 過ぎた時間だったのかもしれない。70歳になって自由に 過ごせるようになった今、長い年月だったとしみじみ思う)

大風

亡母の声聞いた気がする夜の風 (夜中の大風、夢なの現実なのか母の声を聞いた気がした)

猫舌の友に合わせる長めのランチ (猫という兼題で三つの句を作ったけれど、締め切り日を 勘違いして投句できなかった。入選句があったかもしれない のに・・・と、残念でならないが自業自得)

これもまあまあだと思う

野良猫に話しかけてる夫の背な (毎朝、我が家の裏庭にやってくる黒猫がいる。 夫は、戸を開けて話しかけている。誰か来ているのかと 思っていたが、最近は私も慣れてきて・・・驚かなくなった。 この句も、間に合わなかった。残念)

間に合わなかった

情報が多過ぎ猫になる午後 (よくできたと思っていた。残念ながら、締め切り日を勘違い して間に合わなかった。ひょっとしたら一席取ったかも!?)

花開いたかな・・・。。。

この我慢いつか真紅のバラとなる (若い時に作った句。あの我慢・・・真紅のバラになって いるのだろうか!?小さな小さなバラかな~~)

今のうち

露ほどの憂いもなくて子が走り (楽しそうに子供たちが登校している。見た目だけだろうか。 子供は子供なりの憂いもあるのだろうな。そう思いながら 弾けるような笑顔を見て、いいなあ~~と思っている)

若くいる秘訣

笑い声一つになって雲に乗る (大きな声で笑う機会が減って来ている。いろんなことが あったけれど、たまには気持ちを一つにして大きな声で 笑い合いたいもの)

恰好から

マスカラーつけて弱気を隠してる (卓球に行く時には、お化粧をして行く。汗をかくのだから お化粧は不要等と言う人もいるけれど、お化粧は大事。 試合に時には、孫から貰った卓球の派手なユニフォームを 着る。靴も、ピンクに変えた。恰好から入らないと・…

昔の年金

年金で暮らす父にもかかる税 (30年も前に、税を知る週間の川柳大会で作った句。 自分が、年金で暮すようになって年金の安さに腹立たしく もある。今思えば、あの頃は年金も高かったと思うし、父は 年金で充分に暮らせていたと思う。良い時代だったのかも)

愚痴も一緒に捨ててしまった。

愚痴入れる引き出し奥にある安堵 (沢山の愚痴をため込んだ古ダンスが奥の部屋にあった。 捨てよう!!奥の部屋をリフォームした時、そのタンスは 断捨離。古くて、もうボロボロだった。。。)

漫画も良いよね

名作も古典も読んだコミック誌 (古典や歴史のマンガ本が出ている。 私も、それで読んだと言うか知った本がいっぱいある)

一歩踏み出せない

ためらった隙に一針追い越され (卓球をやっている。積極的にぐいぐいと上手な人に混じって できる人、試合にも出ると言える人は、上手くなるのが早い。 それが、なかなかできない私は、いつまでも認めてもらえない)

今月の入選

求人欄まだ気になって自給見る (これからは、70歳も現役で働き人が多くなるんだろうな。 働いて少しでも現金が欲しい思いより、ゆっくりした時間 趣味に費やす時間が欲しい思いの方が勝っている)

今月の没 Ⅱ

ハードルを上げて求めを却下する (具体性がなく場面が思い浮かばない。没で当然)

今月の没 Ⅰ

福袋求める列を横に見て (没で当然。推敲が足りないと思いながら投句した)

消費税

税込みの料理を食べて欠伸する (表示価格の下に小さな字で、消費税込みの価格が表示されて いる。慣れない頃、そのことから意識がずれてしまって、 支払いの時、思いがけなく高額で驚くことがあった。 消費税込み、そうじゃない・・・それを見て思案するこ…

温泉で贅肉が流れるだろうか

湯の中へ今日の流したい (日帰り温泉で、身体的にも精神的にも、付いた贅肉を 流したいもの。最近、温泉に行ってないなあ~~)

この後が大事

村興し騒いだ後は元の過疎 (昨今、何でもなかった場所に観光客が集まって来て お店だの飲食店だのが乱立。環境が整ってもいないのに ただ雑然と一見、おしゃれな感じだけどプレハブのような 建物ができ出した。このまま、一時の流行りに終ってしまい 廃墟に…