honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

分かっていても

花好きも程々でいい肩の凝り (花の手入れをしたり草を除けたりしていると、つい 夢中になってしまう。後で疲れて肩が凝ってしまうのに)

兼題 はらはら 三句目

はらはらと見守る孫の初歩き (こんなじきもあったな~~と。8人の孫たちは、大きくなった)

兼題 はらはら 二句目

桜はらはら又来年と待ちわびる (短い花期の桜、毎年毎年、飽きずに花を見に行く)

兼題 ハラハラ 一句目

はらはらと落ちる涙は若いうち (大きな目からはらりと落ちる涙は魅力的、でも若い時だけ)

兼題 未練 三句目

故郷に未練を残し古希の坂 (特養で働いていた時、認知症の利用者さんが、荷物をまとめて 帰る帰らないかん・・・と、徘徊される姿を何度も見てきた。 話しを聞くと、それは自分の家ではなく実家であることが多く この歳になって、あ~~と、納得できる気が…

兼題 未練 二句目

まだ未練胸で燃えてる再挑戦 (だんだん頑張りが効かなくなっていると自覚する。 再挑戦できる気力が欲しいなと思いつつ)

兼題 未練 一句目

未練などないと言いつつ振り返る (終わった事よ、いいじゃん、等と言いつつ、胸の奥で 振り返っては後悔などをする自分に呆れる)

兼題 亀 三句目

万年を生きる亀の目涙あり (亀の目を見ると、いつも涙が溜まっているように見える)

兼題 亀 二句目

日向ぼこ並ぶ亀見て寺参り (良くお参りに行くお寺の参道の池に、亀がたくさんいる。 石の上に並んで日向ぼっこをしている亀を見て、参ることにしている)

兼題 亀 一句目

亀になる覚悟もできず古希過ぎた (黙ってゆっくりマイペースで穏やかに過ごしたいと思いつつ つい、不満や愚痴が口をついて出る。まだまだやな~~!)

明日は母の日

母の日に届くお菓子に期待する (明日は母の日、息子の奥さんから、何かお菓子が届くはず。 いらないからねと言いつつ、どこかで期待している私)

ヘタな考え休むに似たり

意地張らず流されるのも楽だから (考えるのがめんどくさい時は、流されておこうと思う。 などと言っているが、いつもの事)

他人の不幸蜜の味

「気の毒に」の声がどこか弾んでる (ご近所のあまり良くない噂を、たまに聞くことがある。 あまり興味がないけれど、相槌を打っていると、長く 続き、面白がっているようにも感じられ気分が悪い)

兼題 そろそろ 三句目

そろそろと歩幅狭めて最終章 (すべてに急いでいた気がする若い頃。もう、そのエネルギーも 無くなってきているし、急ぐと碌な事にはならない)

兼題 そろそろ 二句目

言い訳は止めてそろそろ前を向こう (私はいい加減で大雑把な性格なので、言い訳も何も深く物事を 考えたりしない方。でも、なにやかやとグチグチ言い募る人がいる。 同じ愚痴を聞かされると嫌になって来る。いいじゃんもうと言いたい)

二ヶ月ぶりの入選 兼題 そろそろ

初啼きを聞いてそろそろ畑仕事 (ウグイスがケキョケキョとさえずりを練習し始めると暖かい 日が多くなってくる。草抜きやら土起こしをやらなくては)

散歩

背なを押す若葉の風の散歩道 (風薫ると言う言葉が思い浮かぶ日だった。動くと暑いけれど 五月の風に吹かれながらの散歩)

散歩

背なを押す若葉の風の散歩道 (薫風という文字が思い浮かぶ日だった。動くと暑く感じる のだが、五月の風に力をもらって散歩)

知らぬ道

五十年過ぎても知らぬ道がある (この地に嫁いで50年は過ぎているのに、ご近所の 知らない道があることを知って驚いている)

ゴールデンウィーク

バーベキューセットスーパーに並ぶ連休に (連休のスーパーの店頭にはバーベキューセットが並ぶ)

大丈夫

大丈夫言い聞かせてる自分にも (大丈夫心配ないから・・・と言いつつ、自分にも 言い聞かせている。大丈夫だよと)

雨の日は

雨の音だけが大きい会話無く (雨の日、どこにも出かけず、夫はテレビ、私はパソコン。 それぞれ画面を見ながら会話はない)