honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

そら豆

新緑を食べ尽くすよに未熟豆 (黒い筋が入る前に収穫したソラマメを、当地では未熟豆 と呼ぶ。柔らかくて薄皮も全部食べられて美味しい。 完熟したソラマメは、薄い緑色だが、未熟豆は緑が濃い。 新緑を食べているようだと思いながら口に運んでいる)

夏も近づく八十八夜

連休を横目に新芽摘み暮れる (連休頃は、新茶の手摘みの最盛期。若い頃、友人の茶農家に 手摘みの手伝いに行っていた。せっかくの連休なのに 子供達を遊びに連れていくことも無かった。最終日に バイト代をもらえるのが嬉しくて。子供達にも、少しだけ おす…

時代は進む

捨てようか決めかねている古い辞書 (パソコンの検索を押せば、即座に知りたいことが出てくる時代。 紙辞書より電子辞書が普通らしい学校。国語辞典と漢字辞典は 残していたのだが、もう必要ないだろうか・・・)

不思議

髪だけが舅(ちち)に似てくる夫の背な (夫は、姿形も顔も性格も父親にはまったく似ていない。 でも、なぜだか髪質だけが、どんどん似てくる)

ちょっとだけ困ったちゃん

たくらみのある花の苗やってきた (近所の友が、こぼれ種からでた花の苗を持って来た。 ありがとうと貰ったけれど、花が欲しいのだと察して ゼラニュウムの枝をポキポキ折り、オキザリスを掘り上げて ガザニアを三種類、挿し木用に切って渡した。 以前、挿し…

秋には、ワクチン接種が終わるらしいが。。。

豊かさの中の恐怖は極彩色 (コロナ禍は、豊かな世の中を毒々しい色で塗りつぶし 混ざり合って、そのうち真っ黒になるのだろうか。 早くワクチン接種が行き渡り、淡い色になって欲しい)

同じ名前

亡父の名と同じの孫に福が来る (女子孫から言うと曾祖父になる私の父の名前と孫は 字違いで同じ名前。漢字が違うと女子にでも男子にでも 付けられる名前。大学三回生になった。がんばりやさん なので、きっと福を持っていると思う)

今の歌には、付いていけない。

偶然をよそおい会いに行く若さ (♪ゆうぐれの~まちかど~のぞいたきっさてん♪ もう何十年前になるだろうか。石川ひとみさんの歌。 たま~に思い出して、口ずさんでいることがある)

もう、大きくなっただろうな~~。。。

帰るなと息子と孫に告げた夏 (去年の夏も年末年始も、今年の春休みも、来ないようにと 皆に伝えた。来年の夏休みは、どうかな~!? 大学受験になるので来れないだろう・・・と思っている。 今年の年末も、まだ無理だろうな。何時になるだろうか!?)

どうなんだろう・・・!?

母がいるただそれだけで温かい (母は、約9年間患って、そのほとんどが寝たきりの晩年だった。 遠くに嫁いだ私は、介護することも無く看取ることも無く。。。 毎日、大きな字で母を思いながら母宛てのハガキを書いていた。 返事があるはずもないのだが、温か…

しつこいかな・・・。。。

奥歯噛む一言いまも胸にある (何思わず言ったのだろうと察せられるが、いや、思いがあって 言ったのではないのだろうか。何かの折に思い出したりする のは、しつこいのだろうか等と。。。そんなことを、しつこく 覚えている自分って、どうなんだろうか!?)

コロナ禍の中の選挙

マスクして肘でタッチの選挙戦 (県内で、市長と市会議員の選挙戦が行われていた。今までの のように握手や大声を出しての選挙戦は行えなかったらしい。 そりゃそうだろう。選挙事務所に、大勢に人が集まることも 無かったのではないだろうか。当市の選挙戦…

聖火リレー

参道の聖火ランナー濡れる靴 (昨日は、聖火ランナーが走った。雨の中。金毘羅さんの 参道をゆっくりと上がり降り。ライブ配信で見た。 雨で濡れている階段。滑らないようにと思いながら。 オリンピックが開催されるのかどうか、まだまだ不透明だと 思っては…

ヤマフジの季節

巻き付いて枯れ枝飾る山のフジ (ヤマフジがあちこちの枝に巻き付いて紫の花が 垂れ下がっている。垂れ下がって咲いている紫の花は フジで、上に向いて咲いている紫の花は桐だよ・・・と デイサービスの仕事をしていた頃、山を見ながら利用者さん達 が話して…

春の遠足

里山に体操服の列が行く (春の遠足のようで、我が山から見える里山にジャージー を着た集団が、歩いて登っているのが木々の間から見える。 高校生だろうか!?)

湿布薬

湿布薬のぞく首筋レジの前 (距離を開けてレジ前に並んでいると、前の人の全体が 良く見える。襟の間から湿布薬が見え隠れする人を見かける。 アッと思って、思わず首筋に手を当てて確かめる自分に 笑ってしまう)

マグネット

詰め込んだ旅の思い出マグネット (集めていたわけではないけれど、いつの間にか お土産のマグネットが増えて。しまい込んでおいても つまらないので台所に貼っている。汚れやすいので 二ヶ月に一回、取り外して掃除をしている。 旅先の思い出や、孫たちから…

ワクチン

ワクチン予約パソコン前にスタンバイ (当市は、明日から予約が始まる。早い者順らしく 電話はつながらない程、混みあうと思う。 ウェブも、多分、数分で受付終了になると思っている。 ワクチンは、順次入ってくると言われているので 順番が回ってくるのは、…

悲しい事?いっや~年相応。。。

ダメージに気づかぬふりができる歳 (気づかぬふりが出来たのは60才位までだったな。 この頃は、ダメージが日常茶飯事。気づかぬというより 馴れっこのなってしまった)

ゆっくりやっていきたい

七十年まばたきをする時間かも (いつの間にか70歳を過ぎている。そんな自分の歳に 驚いている。母は、この歳には、もう病んでいた。 まだ元気で動けているので、何とか、もう少し頑張って ひ孫の顔を見たいものだと思っているが・・・)

期待薄

一日の始まり花と会話する (来月発表の川柳。先日、兼題の発表があり、作句に 頭を悩ましていたが、ようやくできて投句した。 今回も、又、没だよね~~と、花に問いかけた)

今月の川柳三句、没で終わった。

始発待つ同じ顔ぶれ缶コーヒー (NHKの始発なんちゃらという番組で、始発に乗る人の 短時間のインタビュー番組があった。今は、コロナ等の 影響でインタビューができにくいのでやってないかもしれない。。 結構、興味深く面白く見ていた。その時の印象)

思い出の麦畑

麦笛を吹くと少女の顔になる (こどもの頃、春休みは花見に出かけていた。麦畑が広がる 先に桜並木が見え、ヒバリがさえずりながら麦畑から 高く高く舞い上がる風景は、今でも忘れられない)

毎朝

一日の始まりまずは背伸びから (布団の中で背伸びや深呼吸、耳や顔をマッサージして 足の指でグーチョキパーをしてから、一日の始まり)

ストレッチ

ストレッチ始めると決め深呼吸 (動画でストレッチのやり方を見ながら、毎日やっている。 最近は、視力が良くなるストレッチもあるらしい。 あまり気負わずに毎日。朝起きる時、お風呂上り、寝る時 テレビを見ながら)

四月も、没 (´;ω;`)

初孫の歩き始めは花の下 (没で当然かな~~!似たような句の人がいて入選していた。 ひと工夫がいったな~~!)

忘れることの大切さ

すっぽりと抜けた記憶を花で埋め (本当に記憶が飛んでいるわけではないけれど。 思い出したくない事、嫌な出来事など、花のある暮らしで 心癒されているし忘れることができている)

コロナ禍

マスクとメガネ減らぬ口紅と筆 (全部で17音、5.7.5ではないけれど。発想がありきたり。 マスクしてメガネをかけて帽子をかぶっての外出。 お化粧は、もう一年以上していない)

泉は枯れ気味

夢の糸紡ぐと脱皮できますか (若い時に作った句。川柳を始めた30代の頃は 次々と発想が湧いて来ていたが、最近は、だめだ~!)

新型コロナウィルス

変異株来ないで空にバリア張る (ウィルスが入って来ないように、地球全体にバリアを 張りたい。不透明な未来に不安が大きい)