2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
冷房を入れず簾の揺れを見る (午前中は、家の中を風が吹き抜ける。簾の揺れを見ながら 冷房は、まだ入れなくても良いかなと思っている)
もしもねと話の腰を折る友よ (ランチ友とも、なかなか会えない。たまに会っていた先輩は 80歳になっているかもしれない。良い人なのだが、話の腰を 折りがちだった。でも、会いたいと思うこの頃)
あかね雲に染まる夫婦の旅の宿 (ツアー旅で、あちこちに出かけた。友人に、仕事をしている 時でないと旅には行けないと言われて、仕事の合間を縫って。 それは正解だった。年金だけの生活では難しかったし、コロナ が流行り年も重ねて、もう旅は、無理だと…
遠雷を耳に昼寝の茣蓙の上 (気温上昇中の昼下がり。茣蓙を敷いて窓からの風を受け 涼んでいると遠雷の音。いつの間にかうたた寝)
検診が近付きトマト玉ねぎを (検診の前は、いつもトマトと玉ねぎのスライスを食べる)
乗用の田植え機使う街の人 (田植えが始まっている。今日明日で終わるだろうか。 大きな田植え機を使う人は、街に住む息子さん)
アジサイが好きで寄り道回り道 (アジサイがきれいらしいと聞けば、買い物帰りに あちこち寄り道して、また次の道へと遠回りする)
低く飛ぶツバメに負けず朝散歩 (空気が湿っているので、ツバメは低く飛んで餌を取っている。 納屋の巣には、餌を待っているヒナがいるから。私も気持ちを 切り替えて散歩。ツバメにぶつかるかと思う事もあるが、ツバメは うまく避けながら飛んでいる)
四回目のワクチン打つか友に聞く (今朝から申し込みが始まった。友からどうする?と ラインが来た。迷っているけれど、今回はしばらく様子を 見ることにしたと返事。友も、同じ考えだったらしく しばらく様子を見てからにしようという結論になった)
子育てのツバメに託す平穏を (幸せで平穏な暮らしは、自分でつかむものだと理解している つもりなのだが、ツバメがやって来ると幸せが来るような 気がする。無事巣立つと、良いことがあるような気がする)
故郷の動画に見入る雨三日 (ユーチューブを検索すると、故郷の情報満載の 動画に出会える。散歩もできない日は動画を見て過ごす)
雨待ちの田植え機庭で試運転 (雨が降らず田圃に水が入らない。ため池から水を抜いて 入れるのだが、降らないと池は空になりその後に影響が 出てくる。できたら雨の水を田圃に入れたいと・・・)
デジカメと老眼持って散歩道 (散歩のお供はデジカメ。裸眼ではピント合わないので 老眼鏡も持って行く)
大丈夫かとライン来て知る震度三 (昨夜の夜中、地震があったらしい。次兄から地震は 大丈夫だったかとラインが来て初めて知った。びっくり。 大きな音がして二度揺れたと、やってきた孫が言っていた)
味はどう夫に強いる美味しいを (味はどう?と夫に聞きながら、美味しいと言わせるように 圧をかけている)
円安は無縁じゃないと気づく今 (何もかも値上がり値上がり。円安が、じわじわと生活を 苦しめてくる。これ以上の節約はできない)
ふと気づく隅っこの汚れ見過ごせず (毎日、それなりに掃除をしているし、台所のコンロ周り 等は、二ヶ月に一回大掃除をしている。それでも汚れが 目について、溜め息混じりに雑巾を手に取る)
梅雨入りと聞いて雨樋確かめる (雨樋に葉っぱや泥が詰まっていると大変なことになる。 夫に、一度のぞいて見て・・・と、頼んだ。嫌な季節だけど 雨が降らないと水不足になるし、多いと災害だし)
投稿のハガキに込める入選と (来月掲載の川柳を三句、ハガキで投句。 出来はイマイチで、多分、入選しないなと思いながら投函)
どこからか水の音するツアー宿 (ツアー広告のチラシも入るようになった。まだ行きたいとこも あるけれど、多分、もう行けない。体力の事やコロナの事 お金のこと等々)
降るかなと見上げる先のアガパンサス (今年は、まだ梅雨に入りそうにない。蒸し暑く感じ 空模様は?等と思いながら西の方を見たら、築山に植えた アガパンサスの蕾がいっぱい見えた)
うっかりと焦がした鍋を隠し置く (気を付けよう~~!!)
ユーチューブ見ながら作るおにぎらず (もちろん、これも没。先月、一句入選しただけで、最近 はかばかしくない。発想も悪く語彙も悪い。反省。 来月に向けて、又、考え直そう)
花作り野菜畑を侵略し (菜園の中に切り花を植えだしたら、だんだん野菜を植える場所が 少なくなってきた。侵略と言う言葉がアウトだったと思う)
作り置きのおかずを並べ休肝日 (今月の川柳、全没。ずっと没続き。大大スランプ!)
久々に埃の匂い今日の雨 (雨音がして外に出てみると、埃の匂いのする雨が降っている)
胸にある棘を抜けずに晴れ続き (胸の中のモヤモヤ感、心配事。なるようにしかなるわけない 等と思いながらも。外は、晴れの日が続いているが、胸の中は なかなか晴れ続きにはならない)
日常がそろり太鼓の音響く (コロナも収まって来つつあるのか、感染力が弱まって いるのか、様々なイベントが復活してきだした。 連休には、あちこちでお祭りが行われ、太鼓の音が 響いていた。一気に戻ってはないけれど)
知らぬ間に溜息が出る昨日の電話 (胸に重くのしかかる昨日の電話。その後、どうなったかな!?)
旅芝居九州訛りばかり聞く (今は、どうなのかは知らないが、昔、温泉センターでは 旅回りの芝居がかかっていた。婦人会などで、何度か 行く機会があり、九州の劇団が多かった。セリフを 九州訛りで大げさに言って笑いをとる役者さんもいた)