2024-01-01から1年間の記事一覧
孫の顔思い浮かべてぜんざいを (ぜんざいが大好物の孫たちの顔を思い出しながら 朝から小豆を煮ている)
湯たんぽの温もり母の膝に似て (今年は、湯たんぽを入れている。レンジでチンする 湯たんぽ。便利では良いが、やはりお湯を入れる湯たんぽが良い)
うたた寝の夫顔に老いを見た (テレビを見ながら、うたた寝をすることが多くなった夫。 年取ったな~と思いながら眺める。私も同じなのだが)
年末の予定な~~にも無くて平和 (息子の家族は、春に帰ってきたので年末年始には 帰らないと連絡があった。娘たちは、都合が良い時に お年玉をもらいに来るだろう)
十万の懸賞金に即応募 (当たるわけないと分かっていても魅力的)
腹いっぱい朝ごはん食べ不満消す (なぜだかイライラしたり腹立たしい時は ご飯をいっぱい食べる。でも、食べたことを後悔する)
不満など無い顔をして友に会う (それぞれいろいろあるけれど、あまり愚痴ったり すると楽しくないので笑顔で会っている。お互い)
胸に抱く不満濃茶で収めてる (言い募っても、どうにもならない不満だと分かっている
振りかざす程の苦労も無く生きる (のほほんと言う言葉は入っていないのだが。 苦労話が自慢話に聞こえる人がいる。ちょっと嫌)
のほほんと生きて来たかも振り返り (いろいろあったけれど、のほほんと過ごしてきたかも)
のほほんと見える人にも重い過去 (穏やかで明るくておっとりしている人でも 重い過去を背負いながら生きている)
忘れてたタンスの奥の日記帳 (若い頃の日記帳、捨ててしまわなくては!)
都合よく忘れストレス溜まらない (忘れると困る場合もあるが、都合が良い時もある)
忘れたとそっぽを向かれノンアルを (言ったよね~~!!聞いてない、知らんと、そっぽを 向かれることが多い。ムカつくけれど水掛け論になるので止める)
オムライス不満も一緒に腹の中 (不満など、お腹がくちくなれば何とかなる)
外食の好み違って夫と揉め (たまに夫と外食をするが、好みが合わなくて、私が 夫に合わせている。私の好きな物にすると、後で 胸や腹具合が悪くなったと言われたらかなわないから)
来年の予定書き込むカレンダー (新しいカレンダーをもらう事が多くなった。 少ない予定を忘れないように書き込んでいる)
小松菜の緑濃すぎて苦すぎて (小松菜をもらった。濃い濃い緑。茹でた方が良さそうだと 思ったが茹でずに使ったら苦すぎた)
占いの良いとこだけを目に入れる (占い等信じてはいないけれど、毎朝、新聞に載る占い を読み流す。良い時だけふ~~んと思いながら)
滑り止めある靴履いてイチョウの葉 (イチョウの葉は、踏むと滑りやすい、気をつけないと!)
お歳暮も賀状も止めるそんな歳 (お歳暮も止めたし年賀状も止めた。いいんじゃない!?)
娘と二人パフェを分け合い笑い合い (久しぶりのチョコレートパフェを食べた。 二つスプーンをお願いして分け合いながら)
孫の服お下がりで着る老夫婦 (娘や孫たちが要らいないと言って持ってくる服。 夫と二人で着られそうなのを選って、作業着にしたり 普段に着たり)
献立を迷い結局鍋にする (何を食べようかと迷う毎日、究極鍋になる)
透かし絵の封筒で来た友の文 (以前、透かし絵の入った封筒や便せんが流行っていた。 今は、ラインやメールなので、手紙を書く人もいないだろう)
詫び状に丁寧に貼る切手二枚 (この句が入選すると思っていたのだが没だった)
十円の時もあったと貼る切手 (入選したので良しとしよう。封書は10円だった。懐かしい)
爪切りの音響く縁小春日に (暖かな初冬、縁側で日向ぼっこをしながら爪切り)
カレンダー残り一枚寒い朝 (今年も12月を残すだけになった。急に寒くなり 晩秋から初冬の装いになってきている)
何もなくおむすびにする昼ご飯 (冷蔵庫の中は卵しかない。どうする? おむすびと卵焼きでお茶を濁そう)