honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

値上がり地獄

豊かさを支える油揺るぎだす (ガソリンが高い、この冬の灯油代が、どうなるのかと恐怖)

カレンダー

あと二枚のカレンダー見る小春日に (10月も今日で終わり。時の流れが、毎年早くなっていく)

小春日和

「秋桜」を一人で唄う散歩道 (この時期、百恵さん秋桜の歌を口ずさむ人は多いだろう。 小春日和の穏やかな日は~♫)

内緒で食べるのは

一人で食べるレトルトカレーの美味い事 (夫はカレーが嫌いなので、カレーを作る事はない。たま~~に 食べたくなってレトルトカレーを一人で食べることがある。 年に一度か二度のこと)

根気も体力も減ってきた

茅の根の逞しさ欲し老体に (茅の根っこは、竹と同じで根茎で増えていく。 抜いても抜いても、根っこを引っ張って抜き切らないと 次々と増えていく。逞しいな~羨ましいな~)

秋本番

祭り済み稲刈りも済み種を播く (秋祭りが終わり稲刈りも終わり、我が家は、もう関係 無いけれど、稲が無くなった田圃を見るとホッとする。 冬野菜の種を播く準備をして、順次播いていく)

生り年に鳥の残した柿を喰う (今年の柿は生り年らしく、どこもいっぱい実をつけている。 鳥も食べる柿がいっぱいあるので、あまり飛んでこない)

同じ青魚

小イワシを手に取るサンマ横に見て (今年は、格別サンマが高い。割引になっていても高い。 小さなイワシを見つけて籠に入れた)

秋祭り

法被着た若者を見る三年ぶり (コロナ禍で、秋祭りなどのイベントが、ずっと中止だった。 今年は、どこも、規模を縮小しながら行われているようで 鉦や太鼓の音が、遠くから聞こえ法被の若者の姿も見える)

時代の流れ

下敷きの藁もらえない稲架消え (夏野菜の下に敷く稲藁。唯一、稲架で乾燥させていた田圃の 藁を貰っていたが、今年は、全てコンバインで稲刈り。 たった一か所残っていた稲架が無くなってしまった。 残念!もういただけない・・・)

肉 大好きだけど

朝食に肉食べる孫見上げてる (若いって良いよな~~朝から肉を食べられる時代も良いよな~)

興味ないとやせ我慢するアサギマダラ (アサギマダラの飛来の情報が入って来る。去年まで、我が家の フジバカマにも飛来していたのだが、フジバカマは全滅してしまい 飛来は望めない。見に行ったらええやん・・・と、夫は言うけれど 何だか悔しくて見に行か…

子供の頃は嫌いだった

味噌汁に入れた摘み菜秋の味 (味噌汁に青みがないと寂しい。細ネギを入れることが多いけれど 今は、春菊を間引きながら採って味噌汁に毎朝入れている。 アクもないので、出来上がりにサッと入れて緑がきれいな うちに食べている。大好物の春菊)

さ~~どうかな~~!?

赤い靴履いたら遠出できますか (もうツアー旅にも出かけられないだろう。コロナのことも あるけれど、ずっと座っているのも、歩くのも、だんだん 億劫になって来ているから。でも、もう一回くらいと 思わなくもない)

上っ面のようにも感じている

指一本押して知識が素通りし (知りたいことがあると検索を押して知識を得ることができる。 辞書も辞典も必要なくなってきている今。上っ面な知識が 頭の中を素通りしていくような気がしている)

どこ?

背伸びして香りの先を探す朝 (散歩していると金木犀の花が、突然、香って来る。 どこに咲いているのかと、つい背伸びをしてしまう)

なんだかな~~!!

花の名が右から左抜けていく (花の名前を聞いても、なかなか覚えられない。花の名前 だけではなく、覚えられないし忘れてしまうのが早い)

減っていくもの

少しずつ減る年金と体力と (年金が、少しずつ減っていく。同時に体力も減っていく。 仕方ないと思いつつ寂しい事)

歯にべったり付くよ

賞品は口には合わぬチロルチョコ (先日の卓球大会、夫のチームは準優勝だった。 賞品は、チロルチョコだった。えっ~~!びっくり! それはないやろ~~と、思ったのは私だけ!?)

なかなか難しい事

小姑を挟み他人の顔になる (小姑等の言葉は使いたくないけれど。。。 特養で仕事をしている時、たまに面会に来る娘さんが お嫁さんへの愚痴などを入所している母親と話したり している事があった。お嫁さんの方が、面会数が多く 細やかな気配りをされている…

ソーラーパネル

削られた山にソーラー黒の城 (山が削られ急斜面にソーラーパネルが設置されている。 まるで黒い砦のようにも見える。大雨が降ったら滑り 落ちないのだろうかと心配だったりもするが)

稲刈りと秋祭り

コンバインの音の向こうに鉦太鼓 (氏神様の秋祭りなのだが、昔とは違って稲刈りも 休日でないとできない。皆、働きに行っているので)

食パンは厚切りが良い

厚切りのパンが出るから選ぶ店 (関東の食パンは6枚切りか8枚切りが普通らしい。 関西は5枚切りが普通とか。当地も5枚切りが多いし 時によっては4枚切りを買う事もある)

村の鎮守の秋祭り

軽トラの荷台に獅子が秋祭り (規模を小さくして秋祭りが行われている。今日明日 氏神様の秋祭り。獅子舞三年ぶりに復活するらしく 鉦太鼓、獅子が軽トラの荷台に積まれて運ばれている)

秋の味覚

雨の日はサツマイモなど蒸かそうか (イノシシにやられてしまうので、毎年、早めに掘っている。 今年も、早めに掘ったので小さめのさつま芋。散歩もできず 蒸かし芋でも、作っておこう)

季節はゆっくり変わって欲しい

寒さ来て服も身体も追い付かず (今朝は、少し冷え込んだ。セーターや厚手のブラウスは まだ早いし、薄手のブラウスでは肌寒いし、何着る? 去年は何を着てたっけ!?毎年、同じことを思う)

三句とも没

議事堂の前のセキレイ垢ぬけて (国会議事堂の前の歩道にセキレイが、尾っぽをフリフリ しながらピョンピョンしていた。へ~~都会にも鳥がいる のだな~と感心しながら見た。どことなく垢ぬけて見えた)

没 二句目

舞い上がるヒバリに空の広さ知る (春先から夏まで、ヒバリがピピピと啼きながら舞い上がる。 啼き声が聞こえると上を見てヒバリを探す。空は広いな~ と、思いながら見上げる)

今回も全没 兼題「鳥」

孫のよにツバメ見守る老い二人 (納屋の巣で子育てをするツバメ、巣立ちまで見守っている。 ツバメの何を見守っているのか具体性が無かった・・・)

ゆっくりとやろう

気負い捨て鍬を持つ手が軽くなる (頑張らないようにボチボチとやろうと思っている)