honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

立地条件が良ければ、一気にお金持ち!?

今さらと勇気もなくて山に住む (山と畑と田圃があるけれど、どれも生産性が無くお金には ならない。将来、どうなるだろうかと不安もあるけれど 買い手もなく、道路が通るわけもなく宅地に出来るわけもなく そのままの状況が続き、子供たちの重荷になるかも…

何が正解なのかは

纏い付くしがらみ今は遠い過去 (田舎には、ご近所の目や様々なしがらみがあって 自分の意見を抑え込むことが多かった。今思えば どうってことも無く、押し通すべきだったかなとも 思うが、それをしなかったので今があるのかなとも思う)

パソコンで検索

故郷の航空写真知らぬ街 (パソコンで故郷の地図を見たり、航空写真を見ることがある。 昔の面影など無いのは当たり前なのだが、少々哀しい)

後継ぎがいないって

黄落ち葉の向こうに主のないお堂 (銀杏の落ち葉が黄絨毯のように広がっている薬師寺さん。 住職さんがいなくなってしまった)

田舎町にも

朝マック食べてみたいと老夫婦 (いつも買い物に行くスーパーの側にマクドナルドがオープンした。 今までは、車で30分弱の隣の市に行かないと買えなかった。 近くなので、一度、行ってソフトクリームをドライブスルーで 買いたいと思っている。美味しいよと…

思い出すと

主のない買い物かごがぽつねんと (昔は、皆、買い物には買い物かごを持って行っていた。 籐で編んだったように記憶しているが。母が逝って 台所の定位置に買い物かごがあって、突然、なんとも 言いようのない悲しさが溢れて来た事を思い出した)

鬱陶しい日もある

気落ちして猫になりたい雨の日は (猫を飼ったことはないけれど、毛布にくるまっている イメージ。何をする気にもならない雨の日)

上手な人の中で

優しさに救われているへぼ卓球 (ラージボールの卓球を始めて6年が過ぎた。何もできなかった のに、夫の指導もあって、それなりにはできている。と思う。 同じ位の力量の人たちと試合を楽しんでいるが、上手な人が 嫌な顔もせず練習相手をしてくれる時もあり…

仕方ない現実

夫婦して医院に通うそんな歳 (ずっと薬とは無縁だったのだが、去年の夏の終わりごろから 医院通いが始まり薬を飲んでいる。夫も、全く無縁だったの だが、今年の秋の初めごろから医院通いで薬を飲んでいる。 夫婦して、そんな歳になったのだな~~と)

へ~!知らんかった!

朗らかな人にもあった重い過去 (いつも明るくて元気が良くて、羨ましい~と思っている人。 話す機会があり、びっくりすることがある。 へえ~~!そんなことがあったの。もちろん、私が知ってる はずもないのだが。たまに、私は、どう思われているのだろうか…

日々の暮らしの中の音

電話口お皿の音も流れ来る (最近は、ラインやメールばかりで電話をすることが少なく なった。たまに急用で電話をかけると、テレビの音等の生活音が 聞こえてくる。ああ~~!同じような生活をしているのだなと 安心したりホッとしたり)

故郷は

故郷にアンテナ向けて住んでおり (いくつになっても故郷は良いもの。方言、食べ物、気候。 台風シーズンになると耳を傾け、新聞やテレビで見ると つい、見入ってしまう)

変わりない新年を迎えられるだろうか

新年へ舵とる翼迷いなく (今年も一か月半を切った。コロナ感染者も少なくなっているので 息子の家族がやってる予定。食べ物や布団や、今から段取りを して年末を迎えよう)

究極

傷ついた翼を癒す塩むすび (数年前、体調を崩して食事ができなかった。行きつけの 医院のドクターから紹介してもらい、胃カメラで検査。 異常はないとの診断。検査の帰り、お腹が空いたと感じ コンビニで塩結びを買って食べた。本当に美味しかった。 ストレ…

受験シーズンの幕が開いた

受験の日父の時計を側に置く (机の隅に腕時計を置いている受験生。スマホを持つように なって、腕時計をしている人が少なくなった。お父さんの 腕時計だろうか・・・と、思いながら)

人は見かけによらない

腕時計外してからの気の迷い (時間を気にしなくても良い生活になった。ゆっくりした時間を 過ごせるようになって、タガが外れたのだろうか。噂を聞いて ビックリするすることがある)

同じ時間が流れているはずなのに

古希過ぎて進みの遅い時計欲し (年を重ねると時間の流れが早すぎると感じる。子供の頃も こんなに早かったのだろうか。どうぞ、ゆっくりと時が 過ぎて欲しい)

魅力的

足を止め話題のサプリ振り返る (ドラッグストアーで、CMで見たサプリメントが 目に入った。通り過ぎた後、ポイントも貯まっているし 買えるかな~と、振り返ったけれど、やっぱり買わなかった)

垣根を作っていたのは自分かも

がむしゃらな勇気も減って丸く住む (PTA 等で黙って聞いていようと思っていても、ついつい 意見を言ってしまい後悔。地元の人ばかりの中で、私のような よそ者は、身の置き所がなかった)

そんな時もあった

口紅をグイッと引いた手の熱さ (何か腹立たしい事でもあったのだろうか。以前の句を ペラペラとめくっていたら見つけた句。若かった・・・)

逆転劇

歓声がうねりとなって湧き上がる (無観客のオリンピックは寂しかった。観客数も少しずつ 増えてきているので、ヤクルト巨人戦で巨人が四勝し 三位からの優勝を願っている・・・と、夫の胸の内)

年を重ねると

夕闇に目を据え女強くなる (世の中の見たくない事や隠れている事にも、目を開き 覚悟を決めて腹をくくり、やり過ご過ごすことが何度も。 そうやって強くなり厚かましくもなっていく)

何でもありの時代だから

スニーカー履いて丼物にする (スニーカーで何処へでも行けるようになったのは、ここ10年か 15年くらい前からではないだろうか。運動靴のイメージだった から。おしゃれな感じのお店には入れない気がしていた)

身体を動かさないと!!

滅入る日も花に水やり庭掃除 (何もやりたくない気分が滅入る日。気を取り直し背伸びして 花に水をやって庭の掃き掃除もやる。青空の下で太陽の光を 浴びると、少しずつ元気になって来る)

年を重ねたから思う事

平凡な時間がくすり丸い月 (日々変化していく月の大きさ。月を見ているとただただ無益 に時間が過ぎていくような気もする。でも、平凡で何事も 起こらない暮らしは、何にも代えがたいと思っている)

投稿

穏やかな最終章と信じたい (今月の兼題は終。三句を投稿することになっている。 この句は、一番に出来たのだが面白くもなんともないので 再考し、違う句を三句、今朝、投函してきた)

夢を使うのは凡人中の凡人らしいけれど

夢きらら両手にあふれ青春譜 (中学生、高校生、大学生の孫たちは、青春真っ盛りだろうか。 コロナ禍で、その青春に陰が出来たと思っている。 来年こそは、両手にあふれるような日々が送れたらよいな~と)

入選した句

初めから勝負ついてる口喧嘩 (久しぶりの入選。今月も、投句の予定で、思案中)

没 二句目

口角がマスクの下で垂れ下がる (マスクをするようになって、出ているのはメガネのをかけた目 だけになり、お化粧もしなくなった。緊張が無いので、ますます 顔のあちこちが弛んでくる。これからもずっとマスクなしでは 出かけられないと思う)

今月は一句入選 没句から

口泡を飛ばした友も好々爺 (いつだったか回転ずしを食べに行った時、お孫さんを 連れ優しい目をした方にお会いした。親しそうに頭を 下げてにっこりと挨拶をして下さった。夫に、誰? って聞いたら、先輩の〇〇さんやないか!と言う。 え~~!全く違う人に…