honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

こんな日もあるよ

ツワブキを一輪挿した日の憂い (晩秋の青空の中にツワブキが目立っている。根元から パチンと切って花瓶に挿してみた。朝から、何だか イラっとしている日)

いつになったら

予定表空白のまま秋が行く (今年も二ヶ月を残すだけになった。ステイホームから ずっと遠出を避けランチを避け。最近、又、感染が広がって いるようにも見える。ますます、お出かけから遠ざかる)

まだまだ元気

錆びついた明日を溶かす孫の声 (いつも元気で過ごせなくなってきている。 体調が悪い日、何だか元気が出ない日、気分が 落ち込む日が、少しずつ増えている。 孫たちの笑い声や、やかましく話している声が、たまに 聞こえると、元気でいないとな・・・!と思…

美しい蝶

風のよに自由な人に会えて秋 (アサギマダラを見に行ったら、花の世話をしている方々が 数人いらしていた。多分、悠々自適の生活を送って地域の ためにお世話をしておられるのだろう。 周りの家や畑は、どこも手入れが行き届いていて 豊かな暮らしだろうなと…

太陽ってすごい

太陽の香り含んだ今日の糧 (太陽の光を一杯浴びた春菊を食べている。 まだ小さいのだけど、柔らかい葉っぱが美味しい。 お布団も太陽の光を浴びている)

反省ばかりもつまらない

何気ない言葉の棘が突き刺さる (なんということも無い言葉、どうってことない言葉。 自分に何か後ろめたさやわだかまりがあると、棘となって 突き刺さって来る。自分の心の狭さとかつまらなさに 気づいてしまう。は~~なかなか難しい)

時間をかけるって

間引き菜を浸しで食べる秋の夕 (間引き菜を採って洗ってきれいにして食べる・・・若い時は めんどくさかった。歳を重ねるごとに、間引き菜が美味しいと 思えるようになるから不思議)

思いだす

上下言う焼香の順決めかねる (舅の告別式の時、焼香の順を決めて下さいと係りの人に 言われた。とにかく、雑多な事が多くて大変だった。 慌ただしくて忘れていた人があって、当日に気づいたら 〆焼香という形で丸く収めてくれた。初めての事なので 完璧なこ…

そんな年・・・仕方ないか~。。。

ポケットに若い日の夢温める (密やかに若い日の夢を忘れず持っていたけれど もう、それも忘れてしまっている。そんな年になった。 なんだったっけ~~!?今の時間を、無事に過ごせたら それで良しと思うようになっている。そんな年!?)

ヘップバーン

ヘップバーン真似たカットにまだ未練 (ローマの休日、カットした髪型、可愛かった。 似合うはずもないと思いながら、同じような髪型にしたいと 皆が思ったはず。わたしも。。。

思い出

花びらをつま先立ちで踏んで行く (ずっと以前、何かの本に投稿して一席になった句。 桜の花びらが、一面散っていてピンクの地面だった。 そのまま歩くのは、もったいない気がしてそっと歩いてみた)

口紅が減らない

久々の化粧もマスクが邪魔をする (大き目のマスクとメガネをかけると、顔のほとんどが隠れる。 まったくお化粧をしなくなった。外出が少なくなったことも あるけれど・・・。気分転換に化粧でもしてみようか)

手間いらず

言い足りずおでんの辛子タップリと (気温が下がって来ると鍋に頼っている。中でも、おでんは コトコト炊いておけば良いので手間がかからない。 おでんには辛子が定番だと思うが、当地では、甘めに練った 白味噌ををつけるのが定番。私は、どうも気に入らな…

良いことも悪いこともいつまでもは続かない

蹴った石自分に当たる冬枯れて (むしゃくしゃする日も多かった若い日。ようやく農繁期も過ぎ ゆっくりの時間を持てるかなと思っていると、次々と困りごとが 起こり、あっという間に真冬になってしまった。は~~とため息を 付くのは良くない。又、災難が降…

秋の夜空

星見上げしばしカントになっている (秋は、流星群が多くなり流れ星を見ることができるらしい。 空気も澄んでくるので、一番きれいに見える季節とか。 今夜も、晴れれば牡牛座流星群だったかな・・・!? 流れ星が見えるらしい。こどもの頃は、空を見ると い…

出汁は大事

イリコ出汁丹念に炊く雨だから (良いイリコができる島がある。全国でも有名。我が家は ここの大羽イリコを使っている。だし昆布も、合わせて使うけれど だし昆布は安物。でもイリコは奮発している)

夜が長くなってくる

年金の話 夫とする夜長 (今回、少し年金額が上がっていた。多分、又下がると 思うけれど、なんでやろ!?・・・と。 政治の仕組み年金の仕組み、キチンと知らないといけないな)

50年

祝い膳ケーキも無くて金婚式 (結婚記念日。先日まで覚えていたけれど、すっかり忘れて いたら、夕べ、長兄からお祝いのラインがきて思い出した。 もう50年経ったのだなと思いながら落花生を炒っていた)

家暮らし

予定など無いが手帳を繰ってみる (ランチの予定もお出かけの予定も入らない。見栄を張って スケジュール帳を開いて見たりする)

決心って

決心を手の平に乗せ胸の奥 (秘かに決心することがある。誰にも言わず、そっと 胸にしまっておく。でも、そういう決心は長続きしない。 口に出して言って自分にプレッシャーをかけないとできないタイプ)

稲刈り

米作り止めて肩身を狭くする (カントリーエレベーターの米の収集の通知が流れている。 稲刈りも最盛期になって来る。 コンバインの音が高く響き、どことなく忙しない空気。 全く無縁になった我が家は、この時期、何だか、外に出にくい)

どうする・・・!?

逆転を信じ雲間を見つめてる (どうしようもなく行き詰った時、必ず逆転があるよと 空を見上げることがある。自分ではどうしようもない時)

寒くなってきた

おでん煮る不満も一緒にコトコトと (コトコト長時間柔らかく煮る。不満も溶けて 無くなっていく。不満の出汁は、いただけない・・かな?)

最後の没句

迷わない言い切る人のハイヒール (いつでも自信にあふれている人がいる。羨ましくも思い 心が折れないかと思ったり、ローヒールかスニーカーにしたら 自信が確固なものになるのではないだろうかと思ったりもする)

没句 Ⅱ

まだ迷うケーキが並ぶショーケース (これは、没で当然。三句、出さないといけないので 思い浮かばず。。。こりゃダメだ~~!)

どうも選者さんと気が合わない

迷い道 夫と歩幅が揃わない (何とか入選はするだろうと思っていたけれど・・・。 この選者さんとは、全く気が合わない・・・等と 言って、自分を慰めている。来月は、もっと頑張らないと)

強く前向きな心

落とされたパンの耳にもある主張 (昔、パン屋さんに行くと食パンの耳を大袋に入れて 安く売られていた。油で揚げて砂糖まぶすと、良いおやつに なっていた。人それぞれの場所で自分の力を発揮し居場所を 見つけなくては。それが生きる力、人間力というのか…

花の情報

道草をしてストレスを捨ててくる (あそこにヒマワリが咲いてるらしいよ、睡蓮や彼岸花も きれいらしいよ。コスモスも咲いてるって・・・等と花の 情報が入ると、カメラを持って出かける。本当に近場で)

これからも

薄味が取り柄の夫とこれからも (今年10月14日、結婚50年になる。夫は、何に対しても熱く なる事は皆無。言うなら、自分の興味のあることだけに耳が 開く。後は、耳を閉じてしまう。ストレスをためないように 子供の頃からの処世術なのだろう)

変わらない平凡な日々

良い予感含むタオルを背に回す (この歳になると、変わらない日々が淡々と過ぎていくことが 一番の良い事ではないかと、つくづく思う。毎日、美味しく 食事ができ、散歩や卓球ができ本を読めてパソコンができて。 花を植えて見て草を抜いて、そう言うつまら…