honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の夜長

眼が冴えて一人しりとり真夜中に (寝つきが悪かったり夜中に目がさえてきたりすることがある。 若い時は、朝まで目が覚めることは無かった。年なんだな と思いながら、一人しりとりをしたり漢字を思い出してみたり)

そこだけ!?

年毎に舅に似てくる夫と居る (容姿も性格も似ていないのに、なぜだか髪質が似てくる。 硬くて直毛だった髪が、柔らかく薄くなっている。おかしなもの)

まだまだ

亡母の声聞いた気がする秋の風 (両親の夢を見ることが良くある。又、舅の夢も同じくらい見る。 今朝方は、一緒に暮らしたことのない姑の夢を見た。 まだ呼ばないでよ・・・と思いながら)

何だかな~~!

切り取った時間ジグソーパズルかも (前後を端折って、そこだけを繰り返し放映する情報番組。 それだけで判断すると、マスコミに踊らされ落とし穴に入る。 周りの状況、時間の経過等をじっくり見ないと判断できない と思う。偏った情報過多の時代は怖い)

舗装工事

コールタールの匂い舗装工事を車窓から (車の窓を開けて走っていると、コールタールの匂いの風が 入って来る。舗装工事をしているのが見えてきた。 我が家の前の市道も、舗装工事をしている。コールタールの 懐かしい匂い。コールタールの匂いって、なぜだ…

懐かしの写真

モノクロの写真の我はまだ二歳 (従姉がラインで送ってくれた昔の写真を、長兄が転送して くれた。写した時は覚えてはいないけれど、写真は、覚えていた。 アルバムに貼ってあったからだろう。小さい頃のことは、断片的に 覚えている。特に風景とか親戚の家…

いつ行けるかな!?

露天風呂農婦の顔が白く見え (日帰り温泉にも、もう半年以上行っていない。 もう大丈夫ではないかと思いながらも足が向かない。 外食やお出かけも、大丈夫だとは思うのだが、気持ちも 腰も上がらない)

思い出すこと

七輪の目刺しの煙 渋うちわ (こどもの頃、昼ご飯に七輪で目刺しを焼く母の側に座って 煙を見ていた。父の勤める郵便局の二階が良く見えて 昼ご飯を食べに帰る時だったか帰れない時だったかには 窓に白い布がぶら下がていたと記憶している。もう65年 くらい…

どの家にでも

ささやかな暮らしの窓にあるドラマ (ツアーで旅行に行っていた頃、帰りは夕暮れになって 家々の窓の明かりがともり始める頃になる事が多かった。 そんな灯りを見ながら、劇的なドラマでは無くても それぞれに家族のドラマの歴史が積む重なっているのだろうな…

あの暑さは、もう嫌!

お中日酷暑の日々も過去になる (暑さ寒さも彼岸まで・・・と言うけれど、ようやく涼しく なってきてホッとしている。日中は、動くと暑いけれど あの夏の暑さに較べれば、すっかり涼しくなった)

敬老の日

雑草の迫力欲しい秋の朝 (まだ夏草が茂っていて、草抜きに手を焼いている。 ほんの一時間、草を抜いたらくたびれてしまった。 明日は敬老の日)

古希が過ぎ

何もせず時が流れて古希が過ぎ (何が出来ただろうか。何もできていない。出来たことは子供を 三人育てた事。でも、考えてみると勝手に大きくなったと思う。 古希の色は、紫だとか・・・。今年は71歳になる。びっくり!)

まだまだ捨てたもんじゃない・・・よね!!

前進のための休息青レモン (体調が悪くて何もやりたくない日。若い時は、また、がんばれば いいから、今はゆっくり休もうなどと前向きだった。 この歳になると、回復しないのではないだろうかとか、後ろ向きに なりがち。これではいけない、気をしっかり持…

何時になるかな

まだ名前ない嬰児の大あくび (ずっと新生児を見ていないな~~と思いながら。 ひ孫の顔を見れる時が来るだろうか。元気でいなくては!)

台風シーズン

ニュースで見る故郷の街変わりなく (台風情報で、風大きく揺れるフェニックスを見ることが多い。 橘通りや大淀川に架かる橋など、心配だけど変わりなくて ホッとする)

今年も

夜習いの太鼓の響き子守歌 (例年なら、秋祭りの獅子舞いの太鼓や鉦の音が響いている。 コロナのせいで秋祭りは中止。コロナのせいでばかりではなく 去年から、我が集落では、秋祭りの獅子舞の参加は止めている。 若者と子供たちが少なくなったから。もう二…

取捨選択

マスコミに踊らされてるコロナ禍も (今は、報道も随分落ち着いたけれど、何が正しいのかもわからない ような報道が、テレビからヒステリックに流れてストレスの極みだった。 視聴者も気を付けなければいけないけれど、マスコミも、もう少し 考えて欲しいと…

優しいふりをしていた

優しさを込めて書き置き夫に宛て (夜勤をしていた頃、夕食の準備をしてテーブルの上に どうやって食べるか書いてから仕事に出かけていた。 優しかったからではなく、作った物をグチャグチャと 違う食べ方をして欲しくなかったし、後片づけもして 欲しかった…

やっぱり年かな

昼寝する男に迷いなどはない (按摩器で、ぐ~ぐ~と昼寝している夫。若い時は、そんな時間も 無かったし、あったとしても昼寝はしなかったな~~)

秋には行われなくなった

輪の中で踊った後の冷ややっこ (子供達が小学生の頃の運動会は、地域込みだった。その頃は まだ婦人会と言うのがあって、盆踊りみたいな踊りを輪になって 踊るのが例年のことだった。踊りは嫌いではないけれど 運動会で踊るという事になかなか納得できなか…

これも没で当然

ソーメンが豪華に見える江戸切子 (そりゃ没だわな!ガラスという兼題だったけれど、 できなくて適当に作句したから。三句とも、力をこめないと)

当然

吹きガラスワークショップの孫の汗 (これは、没になると思っていた・・・)

自信あったけど

夜が更ける薩摩切子と芋焼酎 (夜が更けるを旅の宿としたほうが具体性があったかも しれない。多分、それでも没かな・・・)

隠さないよ

ヘアカラー止めて図太さ増してくる (カラーマネキュアを止めて一年半になる。すぐに真っ白になると の思いは外れ、ごま塩頭になっている。でも、染める気はない。 カッコよく言えばナチュラルで良いのでは。もう年なんて平気)

なかなか達観できない

言い足りぬ事ばかりある嫁の位置 (喉まで出てくる言葉を飲み込みだことが何度あっただろうか。 もう忘れてしまったと言いながらも、ひょんなときに思い出し 口の中が苦くなる。もう、とうの昔に終ったことなのに)

亡母の命日

気が付けば霜が降りてる母が逝く (舅が逝き、4か月後に母が逝き、何を考える間もなく いつの間にか冬がやって来ていた)

我が家の田圃は貸している(無料だけど)

買う方が安い機械の米作り (早生の稲刈りが終わった。コンバインで一気に刈って カントリーエレベーターに持って行く。 わずかの耕作面積で、トラクター、乗用の田植え機、コンバイン を所有するとなると、とんでもなく高額になる。機械を持たずに 他人様に…

そんな時あった・・・。

てらいなくアハハと笑う孫まぶし (明るい笑顔の孫達、青春のど真ん中)

好きだけど

ハムエッグ持て余す朝歳を知る (卵大好きで、ゆで卵とか卵焼きとか。目玉焼きは、そう 好きではないけれど。卵は、二日に一回でええからと ドクターに言われているので、あまり食べていない。 我慢我慢・・・)