honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人それぞれって、なかなか思えない日々

名刺持つ友のセンスに追いつけぬ (若い時、仕事をバリバリこなしている友は名刺を持っていた。 子育て真っ最中の私は、自分の物は何も買えず日々の生活に あえいでいた。眩しくもあり羨ましくもあり劣等感も持った)

初堀り

米糠と初タケノコを待つかまど (タケノコは、米糠を入れ大鍋で茹でる。外に 仮のかまどを置き茹でる。季節の物なので 一度は食べないと。煮物、揚げ物、散らし寿司等)

後悔ばかり

連休の帰省約束病母とする (親不孝だったと思う。春の連休も秋の連休も、 農作業の最盛期だった。一度も約束は果たせなかった)

性能が良い

青空に桜スマホのシャッター音 (性能の良い大きなカメラを持っている人もいるけれど 今は、コンデジで写す人はいない。ほとんどの人が スマホをかざして自撮りしたり桜を写したり・・・)

外すのが恐いかも

自由でも花見の人はまだマスク (広い桜の山で花見の人たちは、皆マスクをしている。 もちろん私もマスクをしている。黄砂や花粉などなどの せいもあるだろうが、マスクは外せない)

こんな日は、本でも読もうか!?

雨止まず本を片手に引きこもり (コロナも、少し落ち着き気楽な気持ちで外出ができる ようになった。菜種梅雨とかで、毎日、雨だったり 今にも降って来そうな曇天だったりで、外出しにくい)

地方選

無投票になるらしいと県議選 (当地の市議、市長選は、去年の春の終わっている。 もうすぐ県議選が始まるが、定員ピッタリの候補者で 無投票になるらしいとの前評判)

隣の芝生は青い

我が家にも花はあるのに他所の花 (我が家の庭にも、春の花が花盛りなのに、なぜだか よそ様の花の方が、変わった花多くきれいに見える。 あちこちご近所を歩き回っては、写真に写している)

交替

選者交替吉と出るのか凶なのか (投句している地元紙の柳壇。四月から、高齢により 選者さんが代わると新聞に出ていた。三人で月ごとに 入れ替わる。選者さんによって、随分変わるので、今回の 方は、どうかな~!?選んでもらえるだろうか。選ばれるような …

野球が好きな人ばかりじゃないよ

WBCで始まり終わる昨日今日 (朝早くから侍ジャパン、昼は、ワイドショウーで 夜はニュースに特別番組で、一日中)

卒業式

卒業の袴が跳ねる孫娘 (昨日、卒業式だった孫。着物と袴を着て飛び跳ねている 写真が送られてきた。お小遣いを上げるのも、最後に なる。四月から社会人)

雛 三句目

朝日射す部屋の雛壇亡母の顔 (川柳会での兼題三つ目の三句目。これで最後。 ひな人形を飾ったことは無いけれど、子供の頃 友達の家の豪華な雛壇を前に雛祭りをした記憶がある。 羨ましいと言うより別世界だと思った)

兼題 雛二句目

雛ツバメ見守る夫婦古希過ぎて (毎年、納屋の中でツバメが子育てをする。この地に嫁に 来た時からずっとツバメを見ている。退職してからは 特に気にして夫と見守っている。いつの間にか70歳を過ぎた)

兼題 雛

雛あられピンク選んで食べる孫 (雛あられを食べることも無くなったが、店頭に並んで いるのを見て、同じ色ばかりを食べていた孫を思い出した)

レモン 三句目

くし形のレモンが味を決めている (お皿にレモンが添えられていると美しいし、酸味を 足すことで美味しくもなる。あまり良い句とは思わなかった けれど句会で入選に選んでもらった)

レモン 二句目

レモンティーペットボトルで飲む時代 (紅茶の美味しい喫茶店と言う歌が流行った。柏原芳恵さんの歌。 最近、喫茶店ってないな。同じだと思うけれどカフェばっかり。 喫茶店で紅茶、おしゃれだと思っていたが、ペットボトルの レモンティーが、自販機で売ら…

レモン

盛り皿のレモンの位置におじぎする (レモンは、無くてはならない脇役。そう言う人がいる。 主役では無いけれど、主役を引き立てて円滑に周囲を 和ませる人。素晴らしい。私は、主役にも脇役にもなれない)

兼題 進む

進む道これで良かった七十坂 (間違っていたかも、違う道があったのかもと思いながらも これで良かったのだと思いながら過ごすこの頃)

まだまだ迷うばかり

進む道見つけられずに古希過ぎた (もっと違う事が出来たのかもしれないと思ったり、自分で 決めた事なので、これで良かったと思ったり)

持っている意味ある!?

進化するスマホを前にたじろいで (スマホを持っているけれど。電話とラインと写真を 撮るくらいしか活用していなくて、なんのこっちゃ!? 等と思いながらも、散歩の歩数を確認している)

ヒメリュウキンカ

要らないと苗捨てる人もらう人 (どんどん増えて困っているからと、掘り起こして 捨てている友、捨てるなら頂戴よと言う私)

日課

血圧を測り月齢確かめる (毎朝、血圧を測るのが日課。それと一緒に月齢を確認 するのも日課)

黄色いラッパ水仙

色を増す持ち主のないラッパ水仙 (持ち主さんがいなくなって半年。庭に、今年も見事な ラッパ水仙が咲き誇っている)

没 三句目

目くばせに二人の秘密漏れてくる (趣味の会で、たまにそういう噂を耳にする事がある)

没 二句目

たまに会う互いの秘密許し合う (分かりにくい句だと思って作ったので、没で当然)

兼題 秘密

古希過ぎの夫婦の秘密薄くなる (今月も、三句とも没。全然、だめだ~~!!)

別れの季節

三月の別れ華やぎ袴着て (孫の大学卒業の日が近づいている。袴を着るらしい。 県外なので見ることはできないけれど、スマホで見る 事ができるだろう。楽しみにしている)

土曜日の朝刊

土曜日の朝の楽しみクロスワード (土曜日の朝刊には、クロスワードが掲載されていて 毎週、楽しみに待っている。今朝も、コーヒーを飲みながら 頭を使った)

そんな時もあった

つゆ程の憂いも無くて子が走る (学校が早めの終わったのだろうか。ランドセルの 子供達が、わ~わ~と言いながら坂道を駆けのぼっている。 元気で良いな~子供なりの悩みもあるのだろうが、何の屈託 もなさそうに見えて羨ましい事この上ない)

結果オーライなのだけど

メジロいたシャッター押してスズメだよ (メジロが群れになって、ツバキや梅の枝に飛んで来る。 動きが早いので、焦点を合わせていると逃げてしまう。 パシャパシャと鳥に向かってシャッターを押していると スズメの群れだったりしてがっかりすることがある)