honnhonn123の川柳日記

毎日一句の川柳

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ごめんと言えない代わりに

言い過ぎた夫の好きな肉を焼く (夫婦歴も長くなってくると、夫と話さない時間が長く なってくる。ちょっとイラっとして言い過ぎてしまった)

外来種

踏んで行く散歩道での外来種 (畦道や空き地には、可愛い花をつけた草がいっぱい 繁っている。そのほとんどが外来種らしい。日本古来の 草が、だんだん無くなっていく)

高すぎ!

あれもこれも値上げラッシュに年金は (買い物に行くと、えっ~!これもあれもと値上がり。 今の時期、鰆のお刺身を食べたいのだが、今年は買えない)

ワクチン予約

ワクチン予約良かったのかとまだ悩み (今回のワクチン接種はしないつもりだったが、迷いに 迷った挙句、予約をした。でも、まだ揺れ動いている)

季節外れ

春の雨季節外れのおでん煮る (ずっと寒さが続いている。ファンヒーターを片付けることも できない日々。今夜は、おでんにしようと仕込み中)

大型連休

連休の計画家に籠るだけ (春の大型連休が近付いている。マスコミでは、連日 お出かけの情報が出ている。こちらでも、新規開店の 店が連休前にオープンするらしい。ものすごい人だろう。 出かけないのが一番!)

愚痴

愚痴になる言葉は山に置いてくる (誰かに口いっぱいの愚痴と文句を言いたいけれど そうはいかない。散歩の途中、山を見ながら一人 愚痴を言う)

便利になったけれど

顔合わせ一言言いたい事もある (電話やラインでは伝わらない話もある。ヤッパリ 顔を合わせて話さないと伝わらないな~)

草と格闘

草抜きの限りが無くて今日の庭 (順番に草を抜いていくのだが、ようやく終わったなと 思っても、最初に抜いた場所に又出ている、限が無い)

春の遠足

遠足の子等の水筒リズミカル (春の遠足のようで、小学生が歩いて里山に上っている。 暑くリズムに合わせて肩に吊るした水筒が揺れる)

どうするべきか

ワクチン接種打つか打たぬか決めかねる (ワクチン接種の申し込み案内が届いた。打たなくても良いかな と思っていたが、第九波の予測などが出ると、打った方が 良いのか・・・迷ってしまう)

昔々その昔

四十年に後一年と鈴がなる (三十年以上も前に作った句。ついこの前のような気もしながら 七十歳が過ぎてしまったのだと。。。早すぎる!)

春の植木市

植木市値札を見ては通り過ぎ (神社で行われている植木市をのぞいて見た。シャクナゲ 珍しい色のツツジ、ライラック等々、ミヤコワスレ等々 欲しいと思う物ばかり。値札を見ては溜め息、通り過ぎた)

袋 三句目

美味しさを閉じ込めブドウ袋掛け (当地は、ブドウの産地。ブドウ畑があり、その作業を 見にする事も多い。枝の誘引、薬剤散布、何度もの摘粒 そして袋掛け、収穫と、上を向き手を上に上げる作業 ばかりが続く。高値で取引されるけれど大変な作業)

袋 二句目

孫のため年に数回ポチ袋 (大学生になった孫が来たら、わずかだけどおポチ袋 に入れたお小遣いを用意している)

兼題 「袋」

おふくろと呼ばれ年齢自覚する (ママとかお母さんとか言っていた男の子が、いつの間にか おふくろ等と言い出すと、それなりの歳になったのかな 等とも思うが、どうなのだろうか!?)

爪の三句目

ピアノ弾く友の手の爪短すぎ (高校時代の友人。授業が始まる前、終わってからと毎日 ピアノに向き合っていた。爪が伸びているとピアノは 弾きにくかったのだろうか。鍵盤をたたく邪魔だった のだろうと、勝手に思っていた)

兼題 爪 二句目

爪を切る夫の背なが丸く見え (夫も私も、お互い年を取った。最近、夫の背中が丸く なった気もする。と言う私の髪もグレー)

兼題 爪

足の爪切る音響く縁側で (二人暮らしなので、いつも静か。爪を切る音さえ 大きく聞こえてくるほどの静けさ)

花見 三句目

椅子を出し花見弁当マイガーデン (おむすびを作り庭の花を見ながらお昼ご飯)

兼題 花見 二句目」

四年ぶり約束果たした花見会 (コロナの流行も落ち着き、国の方針も大きく変わった。 今年は、約束をしたまま出来なかった友人たちとの 花見をした人たちも多かったのではないかと思う)

花見

マスクなし花見の宴が盛り上がる (桜は散ってしまった。今年の花見は、大勢の人でにぎわい お弁当を広げている人、焼肉をしている人たち等々で 四年ぶりに賑わっていた)

新年度

新人研修任された日々遠い夢 (新年度になると、毎年、新人さんと組まされて夜勤や 日勤をした。毎年、歳が上と言うだけで何で私? と思いながら、しんどい日々だったな~と思い出す)

片付けのタイミング

冬衣装まだ着て過ごす春の雨 (もうそろそろストーブを片付けて厚手の上着も片づけて と思っていたが、雨が降ると肌寒く片付けられない)

負けないで~!

新緑の勢い背中押してくる (桜が終わった途端、山々の新緑が目立ってきだした。 新芽の匂いもエネルギーも強くて、つわりの頃を思い出す。 何やってんの!?動き出そうよ・・・と、山の木々に言われる)

没 三句目

叶わないと分かっていても寺参り (お寺や神社に参ると、泡立っていた心が落ち着く。 最近は、散歩を兼ねてお詣りすることが多い)

没 二句目

親と子の願い微妙にすれ違い (親が思い描く子供の未来、子供は自身が思い描く 未来や夢。違って当然)

兼題 願う

願掛けの観音堂の急な坂 (願いは、なかなか叶わないという思いを急な坂に 託して作ったのだけど、残念ながら没)

季節は巡る

境内のさくら散り初め散歩道 (最近は、ご近所の神社や薬師堂まで散歩をしている。 境内にも参道にも、先日まで満開だった桜も、もう 終焉が近い。あっという間に季節が巡る)

タケノコ三昧

タケノコを茹で五目寿司の準備 (タケノコが出るのが早い。夫が掘ってきたので、米糠を 入れて大鍋で茹でている。息子のとこに送り、残りは 煮物天ぷら等、初タケノコ尽くしを作る予定)